2026.02.25

採用試験関連

茨城県 令和8年度(2025年度)実施試験の実施要項を発表。採用予定者数は1,000人台へ

茨城県教育委員会は2月24日、令和8(2026)年度実施 茨城県公立学校教員選考試験の実施要項等を発表した。

茨城県の1次試験(一般選考)は5月10日(日)、2次試験は特別支援学校が7月18日(土)と19日(日)、それ以外の校種は7月11日(土)12日(日)に実施する。1次試験については、前年度試験と同様に茨城県内のほか、東京・仙台・名古屋・大阪・福岡の5都市でも実施する。
また、前回の試験から実施している「外部試験(SPI3)による特別選考」での1次試験については、4月20日(月)から5月15日(金)までのうち受験者が選択する日に、全国のSPI3テストセンター(リアル会場・オンライン会場)で受験する(2次試験の日程は一般選考と同じ)。なお、外部試験による特別選考での受験者は5月10日に実施予定の他の選考との併願はできない。
結果の発表は、1次が6月12日(金)、2次は8月7日(金)の予定となっている。
一般選考と「外部試験による特別選考」の出願期間は、2月24日(火)午前9時から3月24日(火)午後5時までで、電子申請で行う。
(※「外部試験による特別選考」については、こちらの記事も参照)

また、外部試験以外の特別選考と実習助手の試験日程については、「前年度第2次試験合格者を対象とした特別選考」は5月10日(日)、「離職者を対象とした特別選考」「スペシャリストを対象とした特別選考」「実習助手選考」は9月27日(日)にそれぞれ実施する。
結果の発表は、前年度第2次試験合格者を対象とした特別選考が6月12日(金)。離職者を対象とした特別選考、スペシャリストを対象とした特別選考、実習助手選考は10月15日(木)の予定となっている。
出願については、外部試験以外の特別選考についてはいずれも郵送による出願で、受付期間は前年度第2次試験合格者を対象とした特別選考が2月24日(火)~3月6日(金)また、離職者を対象とした特別選考とスペシャリストを対象とした特別選考が7月31日(金)~8月21日(金)まで、いずれも最終日の消印有効となる。
実習助手については電子申請による出願で、受付期間は8月17日(月)午前9時〜21日(金)午後5時までとなる。

今年度試験からの主な変更点は下記の通り(※一部の変更点はすでに発表すみ→こちらの記事も参照)

①講師等経験者特別選考【区分B】(3年以上勤務する臨時的任用教員を対象とした特別選考)の新設
茨城県内外の公立学校において、同一校種・職種・教科で36月以上の勤務経験がある講師等について、1次試験を免除する特別選考を新設する。

②中学校教諭保健体育教員(小学校体育専科教員併願)の新設
中学校保健体育の志願者について、小学校の教員免許状を保有していない者(採用後おおむね3年以内に小学校教諭普通免許状を取得見込み)についても、小学校体育専科教員との併願を可能とする。この制度での受験者については、一般選考の「中学校保健体育」と同一の試験を実施し、2次試験で中学校保健体育の選考枠で不合格となった場合に、小学校体育専科教員の志願者として扱う。

③高等学校教諭(中学校併願)の新設
高校の志願者(一部教科を除く)について、高校と中学校の受験資格の要件を満たした方については、中学校との併願を可能とする。
この制度での受験者については、一般選考の「高校」と同一の試験を実施し、2次試験で高校の選考枠で不合格となった場合に、中学校の一般選考志願者として扱う。

④令和9(2027)年4月2日以降に「小学校」「特別支援学校」の教員免許状取得見込みの方を対象とした選考を新設する。
小学校は「中学校」または「高等学校」の教員免許状保有者で、令和9年4月2日から令和12(2030)年4月1日までに小学校の教員免許状を取得予定の方。特別支援学校の場合は、民間企業や官公庁等の正規職員としてで3年以上の勤務経験がある方で、令和9年4月2日から令和12年4月1日までに「小学校」「中学校」「高校(一部教科を除く)」の教員免許状を取得予定の方。
この制度での受験者については、一般選考(外部試験による特別選考での受験も可)の「特別支援学校」と同一の試験を実施し、合格後は最長で3年間採用候補者名簿への登載が猶予され、教員免許状取得後に採用候補者名簿に登載となる。

⑤「鹿行地域勤務希望者特別選考」(「(仮称)神栖特別支援学校」開校に伴う特別選考」から変更)の拡充
令和7年度実施試験で新設した「(仮称)神栖特別支援学校」開校に伴う特別選考について、対象校種に高等学校も追加し「鹿行地域勤務希望者特別選考」と名称を変更して実施する。この選考による合格者は、高校の場合は15年、特別支援学校の場合は10年程度、鹿行地域(鹿嶋市・潮来市・神栖市・行方市・鉾田市)内の県立高校(中高一貫校も含む)および県立特別支援学校(鹿島特別支援学校または(仮称)神栖特別支援学校)に勤務する。

学校設置者等及び民間教育保育等事業者による児童対象性暴力等の防止等のための措置に関する法律(令和6年法律第69号。以下「こども性暴力防止法」)が、令和8(2025)年12月25日に施行されることから、こども性暴力防止法第2条第8項における特定性犯罪事実該当者ではないことを採用条件の1つとする。


今回の試験での採用予定者数は、小学校470名(前年度410名)、中学校300名(同280名)、高校(中高一貫校含む)185名(同140名)、特別支援学校110名(同110名)、養護教諭21名(同22名)、栄養教諭2名(同4名)で、小学校、中学校、高校で前年度より増加し、総数では前年度の940名から125名増となる1,065名となっている。
なお、採用予定者数のうち、外部試験による特別選考で前年度同様に195名程度(小学校80名、中学校60名、高校30名、特別支援学校20名、養護教諭5名、栄養教諭若干名)を採用予定としている。



茨城県教育委員会・令和8年度実施 茨城県公立学校教員選考試験実施要項等
https://kyoiku.pref.ibaraki.jp/about/teacher/saiyo/download/

茨城県教育委員会・令和8年度実施 茨城県公立学校教員選考試験実施要項(PDF)
https://kyoiku.pref.ibaraki.jp/wp-content/uploads/2026/02/youkou.pdf

【参考】茨城県 令和8年度以降の教員選考試験の変更点を公表(2024.08.29)
https://book.jiji.com/information/news/news-14486/