2026.03.04

採用試験関連

京都市 大学・大学院推薦制度の実施要項を公表

京都市教育委員会は3月4日、ホームページにて令和9年度(令和8年度=2026年度実施)京都市立学校教員採用選考試験で実施する「大学・大学院推薦制度」の実施要項を公表した。

大学・大学院推薦制度は、大学・大学院及び教職大学院(短期大学含む)が京都市の教員として優れた実践力を発揮できる方(在学者)を推薦するもので、推薦を受けた者については書類選考により1次試験が免除となる。

推薦の対象となる校種・教科は「小学校」「中学校(国語・数学・理科・技術・家庭・英語)」「高等学校(国語・英語・情報・工業)「総合支援学校(学校教育法上の特別支援学校に該当する学校)」で、対象となる大学等は、推薦の対象となる校種・教科(※総合支援学校の場合は特別支援学校教諭免許状〈知的・肢体不自由・病弱の3領域のいずれか〉)の教諭免許状取得のための課程認定を受けている大学等(※)が対象となる。
(※なお、上記の校種・教科の免許状取得のための課程認定を受けていない大学等については、隣接する校種の免許状取得のための課程認定を受けており、推薦を行う校種・教科の免許状取得のために他大学等と連携や協定を行うなどして、大学等として当該校種・教科の免許状取得のための取組を実施し、かつ学生の学業・諸活動の実績とともに当該校種・教科の教員としての資質・適性等を評価できると認められる場合、推薦の対象となる大学等として取り扱う)

主な推薦基準は、以下の要件を満たす者で、学長等が推薦する者となる。
①京都市教育委員会が求める教員像にふさわしい資質能力を有し、京都市立学校教員を第一志望とする者。
②令和8年度中に上記の免許状取得のために対象となる大学等を卒業(修了)見込みである者(大学院修学者については、令和9年度中または令和10年度中に卒業(修了)見込みである者)。ただし、令和8年3月時点で当該大学等に1年以上在籍している場合に限る。
③学業成績優秀であるとともに、部活動やボランティア活動等の実績が顕著である等、大学等における諸活動の実績が高く評価され、京都市の教員として優れた実践力を発揮することが期待できる者。
なお、成績優秀者推薦枠で推薦する場合は、4段階評価における上位2評価または、3段階評価における最上位評価が、全単位の9割以上を占める者とする(※)
※例として、4段階評価の場合はS・A・B・Cのうち「S」「A」が全単位の9割以上、3段階評価の場合は優・良・可のうち「優」が全単位の9割以上。それ以外の評価については、100点満点に換算した場合の80点相当以上の単位が全単位の9割以上であることを基準とする。なお、成績優秀者推薦枠の被推薦者については、1次試験の日程で受験する個人面接において最大「10点」を加点する。
④昭和42(1967)年4月2日以降に出生した者。
⑤推薦の対象となる校種・教科の普通免許状を有する者または令和9年4月1日までに取得見込みである者。
※総合支援学校については、特別支援学校教諭免許状(知的・肢体不自由・病弱の3領域のいずれか)とともに、小学校、中学校または高等学校の普通免許状を有する者または令和9年4月1日までに取得見込みである者。ただし、特別支援学校教諭免許状については、令和9年4月1日までに取得見込みでない方についても、採用後3年以内に必ず取得することを条件に、出願可能とする(その場合、免許状の取得方法と具体的な計画に係る書類を提出する)。
⑥地方公務員法第16条及び学校教育法第9条の欠格条項に該当しない者。
⑦学校設置者等及び民間教育保育等事業者による児童対象性暴力等の防止等のための措置に関する法律第2条第8項の特定性犯罪事実該当者に該当しない者。

推薦人数は、「基本推薦枠」と基本推薦枠への加算人数、「成績優秀者推薦枠」の合計を上限とし、基本推薦枠として教職大学院を除いた大学等(大学・大学院、短期大学を含む)については小学校が4名以内、中学校は6名以内(1教科につき3名を上限)、高校は2名以内、総合支援学校は4名以内とする。また、教職大学院については、京都連合教職大学院については校種を問わず5名以内、その他の教職大学院については校種を問わず2名以内とする。この基本推薦枠に加えて、前年度の試験にて成績優秀者推薦枠で推薦されて合格・採用された者がいる(採用延長者を含む)場合にその人数に応じて最大2名まで加算できるほか、推薦者に小学校志願者で中学校または高校の普通免許状を取得している者や、中学校・高校の特定教科の志願者、障害者手帳等の保有者がいる場合には、それぞれ1名から最大4名まで加算が可能(※)となる。
(※基本推薦枠と加算条件を全部合わせた場合の人数上限は、大学等の場合は小学校が11名、中学校が13名〈1教科につき最大3名〉、高校と総合支援学校がそれぞれ7名。また、京都連合教職大学院は11名、教職大学院は8名となる)
また、「成績優秀者推薦枠」については、前年度の試験にて成績優秀者推薦枠で推薦されて合格・採用された者が1名以上いる場合と、今年度試験での基本推薦枠として2名以上の推薦がある場合の、両方の条件を満たす場合に校種を問わず2名まで推薦可能となる。

出願については、被推薦者は出願受付期間内にインターネットで出願を行うとともに、自筆による「レポート」を大学等に提出する。大学等は「レポート」のほか「推薦書」「成績証明書」「被推薦者名簿」等の提出書類を取りまとめて、簡易書留にて京都市教育委員会に4月30日(木)までに提出する(郵送の場合は当日消印有効)。

大学・大学院推薦制度による受験者の決定は、5月下旬までに大学等へ通知される(被推薦者への結果通知は大学等から本人へ伝達を行う)。1次試験の免除が認められた者については、個人面接を1次試験の日程(6月14日〈日〉20日〈土〉21日〈日〉の指定日)に行うほか、2次試験については8月7日(金)〜9日(日)の間の指定日(2日)に一般受験者と同内容の試験を実施する。なお、1次試験の免除が認められなかった者については、一般受験者と同様の選考を1次試験から実施する。



京都市教育委員会・令和9年度京都市立学校教員採用選考試験 大学・大学院推薦制度実施要項(PDF)
https://kyoin.city.kyoto.lg.jp/files/download/freepage_document_blocks/712f9169-b516-4a8a-84ca-4094d51ab649/value01/value02#ext=.pdf

京都市教育委員会・大学・大学院推薦制度について(「京都市教員採用サイト「京都で先生になろう!トータルナビサイト」内)
https://kyoin.city.kyoto.lg.jp/saiyo/index.html#daigaku