2026.09.30

採用試験関連

東京都 令和8年度選考(9年度採用)の結果を公表。全体の最終倍率は2.0倍に

東京都教育委員会は9月30日、令和8年度東京都公立学校教員採用候補者選考(9年度採用)の結果について公表した。

今年度の受験者数は8,966名で前年度の9,099名から133名減少して9千人台を割り込み、令和6(2024)年度の8,570名以来の8千人台となった。
一方、選考合格者である名簿登載者数は4,586名で、前年度の4,982名からは396名減となったが、令和5(2023)年度以降4年連続で4千人台を維持している。
また、名簿登載者数に対する受験倍率は全体で2.0倍(前年度1.8倍)となり、令和4(2022)年度(2.1倍)以来、4年ぶりに2倍台となった。

主な志願区分別の名簿登載者(キャリア採用選考での名簿登載者を含む)は、小学校(英語コース10名を含む)2,026名、中高共通(国語・地歴・公民・数学・物理・化学・生物・地学・英語・音楽・美術)1,420名、小中共通(音楽・美術・理科)117名、小中高共通(家庭・保健体育)283名、中学校(技術)27名、高校(情報・商業・工業・農業・福祉・水産・航海)73名、特別支援学校(自立活動1名を含む)499名、養護教諭102名。また、東京教師養成塾生を対象とした特別選考(小学校・特支)で29名、国際貢献活動経験者特別選考で10名(青年海外協力隊等経験者3名、在外教育施設等経験者7名)が名簿登載者となった。
校種別の倍率は小学校が1.2倍、中高共通2.3倍、小中共通2.5倍、小中高共通4.2倍、中学校1.1倍、高校2.2倍、特別支援学校1.3倍、養護教諭9.3倍となった。

主な選考種別ごとの実施状況については、大学3年生前倒し選考の通過者(※昨年度の前倒し選考通過者2,600名)を対象に実施した「3年生前倒し通過者選考」では2,234名の受験者に対し1,447名が名簿登載者となった(昨年度は受験者2,062名、名簿登載者1,440名)。教員経験者で一定のキャリアを積んだ方を対象に「主任教諭」で採用する「キャリア採用選考」では177名の受験者に対し20名が名簿登載者に(昨年度は受験者140名、名簿登載者20名)。東京都公立学校における正規任用教員経験者を対象とした「カムバック採用」には受験者161名に対し102名が名簿登載者(昨年度は受験者136名、名簿登載者90名)に、社会人経験者特例選考における「免許取得期間猶予希望者」には受験者171名に対し91名が名簿登載者(昨年度は受験者173名、名簿登載者117名)に、中学校・高校共通の「英語」と中学校「技術」の1次試験で教職教養のかわりに適性検査(SPI3)を利用した試験では、受験者73名に対し48名が名簿登載者となった(前年度は受験者82名、名簿登載者54名)。

東京都教育委員会では、合格者に対する取組として、①民間企業からの転職者等を対象とした任用前研修(模擬授業等) ②小学校全科の採用予定者を対象とした学校体験プログラム及び学級経営や学級事務等に係る講座、個別相談 ③採用予定者同士の交流会 などを今後実施するとしている。



東京都教育委員会:令和8年度東京都公立学校教員採用候補者選考(9年度採用)の結果について
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/09/2026093001

東京都教育委員会:令和8年度東京都公立学校教員採用候補者選考(9年度採用)結果(PDF)
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kyoiku/2026-09-29-100850-814

【参考】東京都 2次試験合格者4,586名を発表(2026.09.30)
https://book.jiji.com/information/news/news-17198/