2020.06.25

採用試験関連

福岡県 試験実施方法等の変更を発表【6/25更新】

福岡県教育委員会は、6月1日、ホームページに「令和3年度福岡県公立学校教員採用候補者選考試験の変更等について」として、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため1次試験、2次試験の実施方法の変更や新型コロナウイルス感染症予防のための留意点を公表した。

1次試験については、全試験区分において集団討論を実施しないほか、中学校及び高等学校保健体育の実技試験は実施しない。
また、中学校音楽、美術及び高校音楽、美術、書道の実技試験は実施日を7月12日(日)から7月11日(土)に変更。12日に実施する英語リスニング及び特別支援専門については、開始時間を繰上げて実施する。
なお、集団討論の中止に伴い、受験対象者全員には評価をB評価とみなして選考を行うほか、中学校及び高等学校保健体育の受験者については、実技試験の配点を除いて選考を行う。
また、集団討論の中止に伴い、特例申請及び特別選考出願や点数加算に係る提出書類が必要な受験者については、7月12日(日)の受付時に提示することとする(ただし特別選考Ⅲ(スポーツ成績優秀者)の受験者は2次試験受付時に提示する)

2次試験については小学校の実技試験は英会話実技のみとし、音楽実技、体育実技及び水泳実技は実施しない。一方、中学校及び高等学校保健体育の実技試験については、1次試験における不実施に伴い、実技種目を拡大して実施する。
これに伴い2次試験の選考方法についても変更され、小学校の実技試験については英会話実技を(A・B・C・D)の評価区分により評価。中学校及び高等学校保健体育は「模擬授業がC以上の者の中から、個人面接による人物評価及び実技試験の成績を重視し、各試験内容の評価を総合的に判断して選考する。選考に当たっては、適性検査の結果、第一次試験の評価及び志願書の記載事項を考慮するものとする」とした。

あわせて、新型コロナウイルス感染症予防のための留意点も公表し、試験当日には感染予防のためマスクの着用をお願いするほか、試験室は換気のため、窓やドア等を開けて試験を実施する。また、新型コロナウイルス感染症等に罹患し治癒していない方については、他の受験者への感染のおそれがあるため、当日の受験を控えるように呼びかけている。

【6/25更新】福岡県教育委員会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための留意点について、6月22日に新規留意事項として検温についての項目を追加。試験実施日の1週間前から検温を行うことや、試験当日の朝は必ず検温の上、新型コロナウイルス感染症等の罹患の疑いがないかの確認を求めている。なお、試験日当日は会場に入場する際に非接触による検温を実施する。



福岡県教育委員会・新型コロナウイルス感染症等への対応について
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/115198.pdf


福岡県教育委員会・令和3年度福岡県公立学校教員採用候補者選考試験の変更等について
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/henkou-saiyouhsiken02.html