富山県教育委員会は、9月18日、令和3年度富山県公立学校教員採用選考検査の2次検査(2次試験)の結果発表を行った。
富山県の教員採用試験2次検査は8月22日(土)23日(日)に行われ、535名が2次検査を受検して343名が合格し、任用候補者名簿に登載された。
このほか小学校で22名、中学校・高校で20名、特別支援学校Aで2名(2次受験者27名)、養護教諭で2名の補欠者がおり、採用内定者の辞退等により欠員が生じた場合には、順次名簿に追加登載される予定となっている。
校種別の2次合格者数(名簿登載者数)は、小学校が169名(2次受験者240名)、中学校・高校が144名(2次受験者241名)、特別支援学校Aが15名(2次受験者27名)、特別支援学校Bが5名(2次受験者7名)、養護教諭が8名(2次受験者18名)。また、今年度から受検種目となった栄養教諭では2名(2次受験者2名)が合格した。
特別選考(社会人経験A・B、教職経験、特定資格、国際貢献、スポーツ実績、障害者、大学推薦)では、合計で51名が2次試験を合格した。内訳は社会人経験Aが11名、社会人経験Bが1名、教職経験が23名、特定資格が4名、国際貢献が1名、スポーツ実績が7名、大学推薦が4名で、障害者は0名だった。
最終倍率(1次受験者数を名簿登載者数で割ったもの)は全校種合計で2.3倍(前年度2.4倍)。校種別では小学校が1.6倍、中学校・高校が2.7倍、特別支援学校Aが2.7倍、特別支援学校Bが3.6倍、養護教諭が7.5倍、栄養教諭は1.0倍となった。
なお、今年度の登載者数343名は、最近10年間の中で最多の登載者数だった平成26年度の335名(※)を上回ったが、受検者数の減少(※)により、最終倍率は過去10年間で最小の2.3倍となっている。
(※)平成26年度の最終倍率は3.2倍。また、最近10年間での最大の受検者数は平成25年度の1,128名(平成26年度は1,082名)で、今年度の受検者数は最近10年間では最少の777人)。
富山県教育委員会・令和3年度富山県公立学校教員任用候補者名簿登載状況について
http://www.pref.toyama.jp/cms_pfile/00018981/01461318.pdf
富山県教育委員会・令和3年度富山県公立学校教員採用選考検査 任用候補者名簿登載者
http://www.pref.toyama.jp/cms_pfile/00018981/01461317.pdf