神戸市教育委員会は、10月9日、令和3年度神戸市立学校教員採用候補者選考の2次選考結果についての結果を公表、正規教員及び育児休業代替任期付き教員の合格者の受験番号を発表した。
神戸市の教員採用試験第2次選考は8月19日から31日までの間に行われ、247名が正規教員として、47名が育児休業代替任期付教員として合格となった。
校種別の合格者数(正規教員)は幼稚園が1名、小学校が105名、小学校英語コースが7名、中学校・高等学校が94名、高校(工業・商業の合計)が3名、特別支援学校が30名、養護教諭が5名、栄養教諭が2名となっている。
また育児休業代替任期付き教員の合格者は幼稚園が1名、小学校が26名、中学校・高等学校が13名、特別支援学校が1名、養護教諭が4名、栄養教諭が2名となっている。
また、最終倍率は全校種合計で7.5倍(正規のみ※。前年度6.9倍)となった。校種別の倍率(正規のみ)では幼稚園が88.0倍(前年度55.5倍)、小学校・小学校英語コースが6.9倍(前年度5.7倍)、中学校・高等学校が7.4倍(前年度8.6倍)、高校(工業・商業)が8.3倍(前年度10.7倍)、特別支援学校が5.1倍(前年度3.7倍)、養護教諭が18.4倍(前年度13.0倍)、栄養教諭が13.5倍(前年度12.0倍)となっている。
※任期付き教員を含めた倍率では全校種合計で6.3倍(前年度5.2倍)。校種別では幼稚園が44.0倍(前年度27.8倍)、小学校・小学校英語コースが5.6倍(前年度4.1倍)、中学校・高等学校が6.5倍(前年度6.7倍)、特別支援学校が5.0倍(前年度3.3倍)、養護教諭が10.2倍(前年度8.1倍)、栄養教諭が6.8倍(前年度8.0倍)。
神戸市教育委員会によれば、今年度の合格者の平均年齢は25.9歳(昨年度25.7歳)で、40歳代の合格者数は3名(前年度4名)で、50歳代の合格者は前年度と同じ1名であった。
また、今年度から複数免許所有者、情報又は書道免許所有者、日本語指導能力を有する者に対する加点制度を拡充したことにより、複数免許所有者に対する加点制度を活用した合格者が2名(志願者22 名)、情報又は書道免許所有者に対する加点制度を活用した合格者が5名(志願者32名)、日本語指導能力を有する者に対する加点制度を活用した合格者が4名(志願者20人)あった。
神戸市教育委員会・令和3年度神戸市立学校教員採用候補者選考試験結果
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/31914/r3cmsshikenkekka0096.pdf
神戸市教育委員会・令和3年度神戸市立学校教員採用候補者選考試験 第2次選考合格者受験番号(正規教員)
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/31914/2020result0096g.pdf
神戸市教育委員会・令和3年度神戸市立学校教員採用候補者選考試験 第2次選考合格者受験番号(育児休業代替任期付教員)
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/31914/2020result0096nin.pdf