大分県教育委員会は3月3日、令和4年度(令和3年=2021年実施)大分県公立学校教員採用選考試験の変更点等を公表した。
今回の試験からの変更点は下記の通り。
○小中学校連携教諭の拡充:
小中学校連携教諭の対象教科を現在の音楽、保健体育、英語に加え、新たに算数・数学、理科についても募集する。受験資格は小学校教諭免許状及び中学校教諭免許状(数学、理科、音楽、保健体育、外国語(英語))を現に所有している者又は令和4年3月31日までに取得見込みの者が対象で、1次試験では中高数学、中学理科、中高音楽、中高保健体育、中高英語と共通の筆記試験、2次試験では小学校に関する内容の模擬授業、口頭試問(音楽、保健体育、英語に ついては実技試験あり)、3次試験では個人面接をそれぞれ実施する。小中学校連携教諭と中学校教諭での併願が可能。
○小中学校連携教諭英語、中学校英語、高等学校英語の実技試験の見直し:
2次試験での「英語によるグループディスカッション」を廃止し、2次試験では模擬授業及び口頭試問に引き続き、英語による個人面接を実施する。
○第3次試験の内容の変更:
「集団討論」を廃止し「個人面接」のみの実施となる。
○特別選考Ⅳ(他県教諭特別選考)の選考基準の変更:
教科・科目による大きな偏りを抑えて採用するため、中学校教諭、高等学校教諭については、合格者を各教科・科目ごと、最大2人とする。
なお、日程等の試験の詳細については、5月上旬頃に実施要項にて公表される。
大分県教育委員会・令和4年度大分県公立学校教員採用選考試験(令和3年度実施)の変更点等について(PDF)
https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/2104029.pdf