2021.03.11

採用試験関連

福島県 令和4年度試験(令和3年=2021年実施)第一次案内を発表

福島県教育委員会は3月4日、令和4年度(令和3年=2021年実施)福島県公立学校教員採用候補者選考試験の第一次案内を公表した。
今回の試験からの変更点は下記の通り。

○特別選考Ⅰにおける「東京会場」での試験実施
小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭、特別支援学校教諭、養護教諭の特別選考Ⅰにおいて、東京会場での試験を実施する(ただし中学校教諭、高等学校教諭の実技試験がある教科を除く)。会場定員人数は180名程度を予定しているが、希望者が多い場合などは、福島会場で受験となる場合がある。

○特別選考Ⅲ(スポーツ・芸術等特別選考)の導入
高等学校教諭を対象に、必要のある場合に限り特別選考Ⅲ(スポーツ・芸術等特別選考)を実施する。
受験資格は①スポーツ分野において、国際規模の大会に出場した方、または全国規模の大会で特に優秀な実績を有する方(団体競技にあっては正選手として登録され出場した方に限る)またはこれらの者を指導育成した実績(経験)を有する方。②芸術分野において、国際レベルのコンクール等に日本代表若しくはこれに準じる資格により出場した方、全国レベルのコンクール等において特に優秀な成績を収めた方またはこれらの者を指導育成した実績(経験)を有する方としている。
募集する分野(予定)としてスポーツ分野ではレスリング、芸術分野では演劇としており、募集人数は若干名。

○高等学校における「地域採用枠」の設置
高等学校の一般選考、特別選考Ⅰ、特別選考Ⅱにおいて『奥会津採用枠』『相双採用枠』を設定する。受験資格は奥会津地区又は相双地区に勤務を希望する方で、採用後10年程度、同地区で勤務できる方。募集人数は若干名。

なお、今回の変更とは別に、令和5年度(令和4年度=2022年実施)の試験からは、英語教科試験における加点基準の変更が予定されている。

日程等の試験の詳細については、4月下旬頃公表予定の実施要項にて公表される。



福島県教育委員会・令和4年度福島県公立学校教員採用候補者選考試験第一次案内(PDF)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/433476.pdf