徳島県教育委員会は、3月22日、令和4年度徳島県公立学校教員採用候補者選考審査要綱をホームページに掲載した。
徳島県の1次試験は、筆記試験が7月17日(土)、実技試験(音楽、美術、書道、体育)が7月21日(水)。2次試験は小学校・中学校・養護・栄養教諭が8月15日(日)〜24日(火)、高校・特支は8月16日(月)〜24日(火)に行われる。
結果の発表は1次が8月6日(金)、2次は9月30日(木)の予定。
採用予定者数は小学校・中学校(計)147名(前年度146名)、高校・特別支援学校(計)52名(同53名)、養護教諭5名(同7名)、栄養教諭1名(同1名)。また「身体に障がいのある者を対象とした選考」で5名程度の採用を予定している。
出願期間は5月10日(月)から、インターネットによる出願の場合は5月21日(金)17時まで、郵送(書留にて送付)の場合は5月24日(月)の消印まで有効となる。
なお、今年度の試験内容の変更は下記の通り。
◎審査内容の変更
現在、1次試験で行っている集団面接と2次試験で行っている論文審査を入れ替えて、1次で論文審査を、2次で集団面接を行うようにする。
1次では論文の他に筆記審査(教養・専門)並びに中学校・高校の実技(音・美・保体・書)審査を。2次では、集団面接の他に小学校実技(体育・音楽の選択、 英語)、模擬授業・個人面接を実施する。
また、1次試験では専門教養の試験時間を90分から80分に、中学校・高等学校の「英語」は60分にそれぞれ短縮されるほか、2次試験で実施していた小学校の水泳実技審査が廃止される。
なお、集団面接が2次に移動したことにより、小学校、中高の実技審査のない教科、特別支援、養護教諭及び栄養教諭の1次試験の日程は、従来2日間で行っていたものが1日だけに短縮される。
◎優秀な「英語」教員確保のための選考方法の多様化
英語の教員免許状を有し、1年以上の英語を使用した海外留学経験者または「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」参加者、1年以上の英語を使用した青年海外協力隊参加者や1年以上の英語を使用した在外教育施設等勤務者を対象にした「英語エキスパート特別選考(仮称)」を新設するほか、CEFR B2相当の大学・大学院推薦枠の新設や、CEFR B2相当の有資格者については1次審査を免除する。
CEFR B1相当の有資格者については1次審査の受審を課すほか、1次・2次審査において4技能を審査する。
また、小学校の教員免許状取得者は、1次審査において中学校「英語」に加えて小学校の専門試験を受験することで、中学校「英語」と小学校の併願を可能とする。
◎その他
一般選考・特別選考①(教員免許状を有する社会人選考)⑥(臨時教員に係る選考)では、従来49歳以下だった年齢要件が59歳以下(昭和37〈1962〉年4月2日以降に生まれた者)に拡大される。
また、特別選考②(特別免許状授与を前提とした社会人選考)には、高等学校教諭「音楽」「美術」が新たに追加されるほか、特別選考④(現職教員を対象とした選考)の出願資格については、県内の現職教員も新たに対象となる。
また、小・中・高等学校教諭に出願し、特別支援学校教諭・盲学校教諭・聾学校教諭又は養護学校教諭のいずれかの専修免許状又は普通免許状を有する者に対し、1次審査の総合点に加点する制度を新設する。
徳島県教育委員会・徳島県の教員を目指す皆さんへ
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kyoiku/gakkokyoiku/2016121400221/