2021.03.26

採用試験関連

岐阜県 令和4年度(令和3年=2021年実施)試験の募集要項を発表

岐阜県教育委員会は3月25日、令和4年度採用(令和3年度=2021年実施)岐阜県公立学校教員採用選考試験の試験概要をホームページに掲載した。

岐阜県の1次試験は7月17日(土)。2次試験は8月17日(火)〜19日(木)のうちの2日間となる。
出願期間は、期間は4月26日(月)~5月21日(金)までで、今年度の試験から原則、電子申請による申し込みとなる。

採用予定数は小学校295名(前年度採用予定数295名)、中学校165名(同165名)、高校120名(同120名)、特別支援学校60名(同70名)、養護30名(同30名)、栄養5名(同7名)で、特支と栄養が減らしたものの、他校種は前回試験と同数となっている。

今年度試験からの変更点は下記の通り。
・2次試験受験者を対象にWebによる適性検査を実施する。8月上旬の実施を予定しており、2次試験での個人面接試験の参考資料とする。
・「小中併願制度」を導入し、中学校志願者のうち、小学校の普通免許状所有者は、小学校を第2志願とすることができ、中学校で合格とならなかった者のうち、成績優秀な者を小学校教諭の採用内定候補者とする。小中併願者は2次試験では、第1志願とする試験区分の試験のみ受験する。
・「小学校算数」と「小学校理科」の志願区別を廃止し、小学校志願者で中学校「数学」または「理科」の普通免許状所有者(取得見込を含む)については、申請の上で要件を満たしている場合は、1次試験において20点を加点する。
・社会人特別選考の要件を変更し「令和4年3月31日時点において、法人格を有する民間企業(学校法人を除く)又は官公庁(国立大学法人が設置する学校、公立学校を除く)等において、常勤の職としての勤務経験が連続して5年以上ある者」とする(※下線部分が変更箇所)。その代わりとして、これまで試験免除の対象としていた「岐阜県教諭経験者」を「教諭経験者」として勤務場所の範囲を全国に拡大する(※小学校・中学校・養護・栄養を志願する場合は1次試験の筆記試験を免除し、面接のみ実施。高校・特支を支援する場合は1次試験の「教職教養」を免除。ただし、現職であった時の校種・教科と同じ校種・教科を受験する場合に限る)。
・「前年度第1次選考試験合格者」により第1次選考試験を免除されるのは、1次試験を受験して合格した年度の翌年度のみとなる(例;令和3年度採用(令和2年度=2020年実施)において「前年度第1次選考試験合格者」として1次試験を免除された場合は、今年実施の令和4年度採用試験では「前年度第1次選考試験合格者」として出願することはできない。

なお、変更点等の詳細については、4月下旬に公表される選考試験実施要項にて掲載される。



岐阜県教育委員会・ 令和4年度採用 岐阜県公立学校教員採用選考試験案内
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/238738.pdf