2021.04.08

採用試験関連

栃木県 令和4年度(令和3年=2021年実施)試験の選考要項を配布開始

栃木県教育委員会は、4月8日より、令和4(2022)年度(令和3年=2021年実施)栃木県公立学校新規採用教員選考試験の選考要項の配布(ダウンロード)を開始した。

栃木県の1次試験は7月10日(土)に実技試験(中高の音楽・保健体育、中学美術、高校書道の受験者)、11日(日)に学力試験(筆記試験)を実施。2次試験は8月20日(金)に作文と集団討論、21日(土)22日(日)に個人面接、23日(月)に実技試験(中高の家庭・英語、中学技術、高校の電気・機械・建築・情報、特別支援学校の受験者)を実施する。なお、結果の発表は1次が8月3日(火)ごろ、2次は10月中旬頃の予定となっている。
願書については電子申請と郵送での受付で、期間は4月22日(木)〜5月10日(月)までとなっているが、電子申請の場合は4月19日(月)から5月9日(日)までに正常に受信したものに限り受付、郵送の場合は4月22日(木)到着分から5月10日(月)消印分まで有効となる。

今年度試験からの変更点として、2次試験で実施していた小学校・特別支援学校小学部の実技試験が廃止される。また、英語の加点制度の基準を緩和し、前年度までの「TOEFL600点以上(iBT100点以上)」「TOEIC900点以上」「実用英語技能検定1級合格者」のいずれかの資格保有について、中学校英語の志願者については「TOEFL550点以上(iBT80点以上)」「TOEIC730点以上」「実用英語技能検定準1級合格者」に緩和する(高校英語については従来通り)。
なお、特別支援学校の受験資格については、志望する部・教科・科目に相当する普通免許状に加えて、新たに特別支援学校普通免許状を取得または取得見込みであることが出願要件となる。

今年度の募集人員は小学校・中学校で計400名(前年度募集人員430名)、高校60名(同70名)、特別支援学校40名(同40名)、養護教諭は小中で12名(同25名)、高校と特支で若干名(同若干名)となっている。
このほか、別枠として小学校における英語教育に係る特別選考(英語の免許による一部試験の免除)で小学校30名程度、特別支援学級担当等の経験により一部試験を免除した選考で小学校・中学枚の全教科併せて15名程度を募集する。



栃木県教育委員会・令和4(2022)年度栃木県公立学校新規採用教員選考試験要項等のダウンロード
https://www.pref.tochigi.lg.jp/m03/saiyou/4youkoudownload.html