2021.04.14

採用試験関連

京都府 令和4年度(令和3年=2021年実施)採用試験の実施要項を発表

京都府教育委員会は、4月13日、ホームページ上に令和4年度(令和3年=2021年実施)京都府公立学校教員採用選考試験の実施要項等を掲載した。

京都府の試験日程は、1次試験の筆記試験(小論文・専門教科)が6月26日(土)、面接試験(個人面接・集団面接)が7月3日(土)4日(日)10日(土)11日(日)の指定された1日となる。
2次試験は、実技試験が8月12日(木)13日(金)16日(月)の指定日、面接試験(個人面接・教育力実践テスト)が8月18日(木)〜24日(火)までの指定日、筆記試験(一般教養)が8月21日(土)にそれぞれ実施する。
昨年度、新型コロナウイルスの影響で1次試験から2次試験での実施に変更となった一般教養は、今年度は最初から2次試験での実施となる。
なお、結果発表は1次が8月3日(火)、2次は9月21日(火)の予定。

出願の受付は4月22日(木)から開始し、締切は電子申請の場合が5月14日(金)正午まで、持参の場合は5月21日(金)午後5時まで、郵送の場合は5月21日の消印まで有効となっている。
なお、実施要項の印刷製本版は4月22日(木)から配布開始の予定。

今年度の採用予定人数は、小学校・特別支援学校小学部120名(前年度採用予定者数140名)、中学校・特別支援学校中学部75名(同110名)、高校・特別支援学校高等部150名(同90名)、特別支援学校65名(同45名)、養護教諭10名(同15名)、栄養教諭若干名(同若干名)で、前年度より小学校、中学校、養護教諭が減らしている反面、高校が60名の大幅増、特別支援学校も20名増としている。高校では前年度募集のなかった「音楽」「水産」が今年度募集教科に加わっている。

今年度の試験から、採用枠として小学校と中学校にそれぞれ「小中連携推進枠」を新設した。小学校と該当の中学校免許(数学・理科・技術・英語のいずれか)を保有または令和4年3月31日までに取得見込みの者が志願できる。試験については小学校で志願の場合は小学校の内容を、中学校で志願する場合は中学校の内容で受験することになり、この枠で名簿登載された場合には、意向確認の上で小学校・中学校いずれかに配置され、小中学校間で異動する場合も生じる。なお「小中連携推進枠」内での選考に漏れた場合は、志願した校種の一般採用枠での選考対象者となる。
また、スペシャリスト特別選考の対象教科に、高校の「農業」「工業」を追加した。
このほか、加点措置として小学校、中学校または高校の志願者で特別支援学校の普通免許状保有者(取得見込みも含む)に対して、専門試験で加点する(5点)。なお、小学校志願者で中学校、高校の外国語(英語)以外の教科の普通免許状を保有する者に対する加点措置については廃止となる(ただし、小中連携推進枠の対象教科については、小中連携推進枠を希望する場合に5点加点され、英語の場合には合計で10点の加点となる)。



京都府教育委員会・令和4年度京都府公立学校教員採用選考試験実施要項
http://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/?action=pages_view_main&page_id=387

京都府教育委員会・採用試験関連情報
http://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/?page_id=19