2022.03.01

採用試験関連

北海道 令和5年度試験(令和4年=2022年実施)における主な変更点を公表

北海道教育委員会は、3月1日、令和5年度(2023年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査(令和4年度実施)における、北海道採用志望者向けに関わる主な変更点を公表した。

令和5年度の試験日程は全体的に前回試験よりも前倒しとなり、1次試験が6月19日(日)、2次試験は8月5日(金)〜7日(日)に行われる。
前回試験で11月に実施していた期限付教員等特別選考受験者対象の3次試験は廃止となり、2次試験に統合される。

前回、前々回の2次試験は2020東京大会開催のために8月下旬(前回試験では8月28日、29日)に実施していたが、これを2020年度試験(2019年8月2〜4日実施)以来、3年ぶりに8月1週目の実施に戻す形となる。
また、1次試験については受験者の確保と1次試験の合格発表から2次試験まで一定の日程を確保するために、前回(6/27実施)より1週間繰り上げて実施する。
なお、試験日程の繰り上げに伴い、日程は明らかにしていないが、最終合格発表についても前回(2次:10/25、3次:12/27)より早める予定としている。

日程以外の主な変更点は下記の通り。

①検査会場について:
・受検者確保の観点から、第1次検査の会場を関西圏に新設する。
・北海道内5地域で実施している第2次検査については、第1次検査と同様に、受検者が会場を選択できるようになる。

②特別選考の新設:
・育児や介護のため、道教委任命の正規教員を退職した者を対象とした特別選考を新設する。

③小学校及び特別支援学校教諭(小学部)の第2次検査の軽減:
・他府県の多数で実施しておらず、受検者の負担軽減にもつながるため、英語(リスニング)や音楽(ピアノ演奏)、体育(水泳)の実技検査を廃止する。

④小学校及び特別支援学校教諭(小学部)の第1次検査の加点の追加:
・小学校高学年における教科担任制の実施を踏まえ、現在実施している英語、理科及び数学に加え、中学校及び高等学校の保健体育教員免許取得(見込み)者も加点の対象とする。

なお、詳細については、3月下旬に公開予定の実施要領に明記される。



北海道教育委員会・令和5年度(2023年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査について
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ksi/R5senkokensa.html