2022.03.18

採用試験関連

山口県 令和5年度(令和4年=2022年実施)採用試験の実施大綱を発表

山口県教育委員会は3月17日、令和5年度(令和4年=2022年実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験の実施大綱を公表した。

山口県の1次試験は7月9日(土)10日(日)の2日間、山口県内と東京、関西で行われる。
また、2次試験は、小学校は8月20日(土)〜23日(火)の4日間、小学校以外は8月20日(土)21日(日)の2日間、いずれも山口県内にて行われる。
昨年度の小学校の2次試験では新型コロナウイルス感染拡大防止のため2日間に縮減して実施していたが、今年度はコロナ禍以前の形態に戻す。

今年度試験での主な変更点については下記の通り。
①受験年齢の上限について、これまで49歳以下としていたのを、59歳以下(令和5年4月1日時点)に変更する。
②高等学校及び特別支援学校高等部の情報の出願要件について、志願する者は、これまで情報の普通免許状に加え、高等学校の数学、理科又は家庭のいずれかの普通免許状が必要だったが、情報の普通免許状のみでの受験を可能とする。
③社会人特別選考における高等学校の情報については、相当の普通免許状を所有していない又は取得の見込みがない場合でも、実施要項で定める要件を満たす者は受験できることとする。なお、この場合は、採用候補者名簿登載予定者となった後、教育職員検定に合格し、特別免許状の授与を受ける必要がある。
④スポーツ・芸術特別選考におけるスポーツ分野の対象種目については、これまで実施要項記載の42種目としていたのを、以下のように変更する。
中学校保健体育を志願する者 :山口県中学校体育連盟が主催する大会の競技種目のうち実施要項で示すもの
高等学校保健体育を志願する者:山口県高等学校体育連盟又は山口県高等学校野球連盟が主催する大会の競技種目のうち実施要項で示すもの
⑤スポーツ・芸術特別選考における中学校(保健体育、音楽、美術)、高等学校(保健体育、芸術(音楽、美術))については、相当の普通免許状を所有していない又は取得の見込みがない場合でも、実施要項で定める要件を満たす者は受験できることとする。なお、この場合は、採用候補者名簿登載予定者となった後、教育職員検定に合格し、特別免許状の授与を受ける必要がある。
⑥選考に当たって、独立行政法人情報処理推進機構が実施する「ITパスポート試験」「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」のいずれかの試験に合格している者を考慮の対象に加える(ただし、高等学校の情報を志願する者は除く)

実施要項は5月11日(水)に発表の予定で、出願期間は5月12日(木)〜31日(火)まで。原則として電子申請で行う。
また、教員採用試験の出願期間中(5月12日~31日)には、山口県公立学校の教員をめざす方に対してオンラインを中心とした説明会や個別相談会の開催を予定している。



山口県教育委員会・令和5年度(2023年度)山口県公立学校教員採用候補者選考試験の実施大綱について
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50200/saiyou/202203150001.html