2022.04.16

採用試験関連

佐賀県 令和5年度(令和4年=2022年実施)採用試験の概要を公表

佐賀県教育委員会は4月15日、令和5年度(令和4年=2022年実施)佐賀県公立学校教員採用選考試験の概要および主な変更点を公表し、ホームページに実施要項を掲載した。

佐賀県の1次試験は7月10日(日)。2次試験は8月20日(土)〜23日(火)にかけて行われる。結果の発表は1次が8月3日(水)、2次が9月16日(金)の予定となっている。
(「さがUJIターン現職特別選考」については1次は書類選考、2次は7月24日(日)に面接試験を実施し、結果の発表は1次が6月24日(金)2次が8月3日の予定)

また、実施要項等の配布は5月9日(土)から、出願の受付は5月18日(水)から31日(火)午後5時まで(スポーツ・芸術特別選考は5月24日(火)午後5時まで)となる。
なお、出願は原則として電子申請(佐賀県電子申請サービス)での受け付け(スポーツ・芸術特別選考は郵送または持参による出願)となるが、加点申請や試験免除申請等での提出書類がある場合には、受付期間中に別途郵送または持参による提出が必要となる。

今年度の採用予定者数は、小学校190名(前年度採用予定者数190名)、中学校95名(同90名)、高校33名(同33名)、特別支援学校36名(同26名)、養護教諭13名(同16名)、栄養教諭1名(同1名)。前年度と比べ特別支援学校で10名増、中学校が5名増となり、養護は3名減となっている。

今回の試験での主な変更点として「①特色ある特別選考の新設」「②『大学・大学院推薦制度』の新設」「③秋に2回目の採用選考試験を実施」の3点が挙げられている。
①特色ある特別選考の新設
・「さがUJIターン現職特別選考」【小学校対象】
即戦力となる優秀な人材を確保するために、他都道府県(政令市)の小学校の現職教員で、佐賀県に移住(U・J・Iターン)を考えている教職員に対し、特別枠を設けて選考を実施する。1次試験は書類審査、2次試験は個人面接(40分程度、うち5分程度の模擬授業を含む)を、佐賀会場と東京会場の2カ所で行う。なお「さがUJIターン現職特別選考」で不合格となった者は一般選考の1次試験免除者として2次試験を受験することができる。
・「さが離島特別選考」【小学校、中学校、養護教諭対象】
唯一無二の特色ある学校づくりに尽力し、地域を大切にする人材を確保するために、唐津市の離島勤務を前提として募集、採用選考を行う。原則として、採用から8年間は唐津市内の勤務とし、その間に離島配置を行う。選考については一般選考と同様に行うが、2次試験の合格発表で一般選考の合格者として発表する場合があるほか、合格者がない場合もある。

②「大学・大学院推薦制度」の新設【小学校、中学校(佐賀県教育委員会が指定する教科)対象】
県内外から専門性の高い優秀な受験者を確保するため、小学校教諭と中学校教諭(佐賀県教育委員会が指定する教科)において、「大学・大学院推薦制度」を新設する。佐賀県内にある佐賀大学、西九州大学のほか、九州・沖縄・中国地方にある大学・大学院等の中から15校程度を指定し、それらの大学・大学院等からの推薦を受けた受験者については、1次試験を免除する。

③秋に2回目の採用選考試験を実施【小学校対象】
受験のチャンスを拡充し、佐賀県で教員として働くことを希望する人材を一人でも多く確保するために、小学校教諭等において秋に2回目の採用選考試験を実施する。2次試験の合格発表を終えた時点の9月下旬ごろから再度募集を行い、11月中旬に別途試験を実施する予定としている。※秋選考の実施要項については8月の公表を予定。



佐賀県教育委員会・令和5年度佐賀県公立学校教員採用選考試験を実施します(記者発表資料)
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00385483/index.html

佐賀県教育委員会・令和5年度佐賀県公立学校教員採用選考試験実施要項を掲載します。
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00385514/index.html