名古屋市教育委員会は4月22日、令和4年度実施(2022年実施)の名古屋市公立学校教員採用選考試験の試験要項をホームページに掲載した。
名古屋市の1次試験は7月23日(土)。また、2次試験は8月25日(木)26日(金)に行われる。
出願期間は5月9日(月)から5月27日(金)までで、原則としてインターネット申込(電子申請)による受付となり、受験票の交付もインターネットからのダウンロードとなる。
インターネットによる申込ができない場合には郵送または持参による申込も可能としているが、その場合には事前に「申込書」が必要となる(申込書の請求期間は4月22日(金)から5月6日(金)の消印有効。郵送のほか名古屋市教育委員会で直接受け取ることもも可能。郵送または持参での出願期間は電子申請と同じで、最終日〈5月27日〉は持参の場合は午後5時まで、郵送の場合は当日の消印有効)。
なお、試験での特例を申請する受験者は、電子申請による申し込み後、出願期間中に特例申請書と必要書類を郵送で提出する必要がある。
今年度の採用見込人数は、小学校260名(前年度採用見込人数240名)、中学校145名(同110名)、高校20名(同25名)、特別支援学校25名(同20名)、養護教員15名(同15名)。栄養教員5名(同5名)、幼稚園若干名(同5名)で、前年度と比べ中学校で35名、小学校で20名、特別支援学校で5名増加している。
なお、採用見込人員には障害者特別選考による採用見込人員(約10名)が含まれるほか、小学校と中学校の採用見込人員には特別支援学級担当教員の採用見込人員(約45名)が含まれる。
また、高校の募集教科では、前年度募集のなかった「情報」「福祉」が今年度募集教科に加わった一方で、「音楽」「美術」「商業」と工業の「土木/インテリア系」が募集教科から外れている。
今年度試験での変更点として、新たにICT活用能力を有する人を対象とした「特例A4」を新設するほか、中学校・小学校・特別支援学校・養護教員の各志願者が対象となる「特例B4」の対象に、平成29年度から令和4年度(令和4年5月31日まで)に名古屋市の「スクール・サポート・スタッフ」としての活動(任用)期間が通算1年(12か月)以上ある者を追加。いずれも該当者には1次試験の「総合教養」の成績に加点する。
名古屋市教育委員会・令和4年度実施 名古屋市公立学校教員採用試験・障害者特別選考試験 試験要項(PDF)
https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000152/152208/R4bosyuuyoukou.pdf
名古屋市教育委員会・インターネットでの申込・試験要項等の印刷について
https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000152208.html
名古屋市教育委員会・名古屋市公立学校教員等採用選考試験
https://www.city.nagoya.jp/shisei/category/65-2-0-0-0-0-0-0-0-0.html