2022.06.02

採用試験関連

鳥取県 専門試験での携行品と詳細内容を公表

鳥取県教育委員会は6月2日、令和5年度(令和4年=2022年実施)鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験での、専門試験(筆記試験=1次)での追加携行品及び専門試験(技能・実技試験=2次)の詳細内容と携行品について、ホームページで公表した。

1次試験での専門試験(筆記試験)のうち追加携行品が必要となるのは、中学校(6月19日実施)の「数学」と「技術」、高校(6月26日実施)の「工業(機械、電気・電子、建築・土木)」と「商業」。
数学については「定規」と「コンパス」、技術は「定規」、工業では「関数電卓(ただしポケットコンピュータは不可)」、商業では「電卓」がそれぞれ追加携行品となる。

また、2次試験での専門試験(技能・実技試験)では、中学音楽および高校芸術(音楽)について、詳細な試験内容が公表された。
中学音楽では、
(1)弾き歌い(中学校の歌唱共通教材の中から、当日指定した曲をピアノ伴奏をつけて弾き歌う。演奏前に、授業を想定して、その曲の指導のポイントを説明する)
(2)独奏1(ピアノ・管・弦・打楽器のいずれかで任意の曲を演奏。※打楽器はマリンバに限る)
(3)独奏2(和楽器〈箏、三味線、篠笛、尺八〉で任意の曲を演奏)
高校芸術(音楽)では、
(1)聴音
(2)弾き歌い(次の3曲〈'O sole mio(E.ディ・カープア)、Heidenröslein(H.ヴェルナー)、浜辺の歌(成田為三)〉から1曲を選び、1番のみ原語でピアノ伴奏をつけて弾き歌う(調性は自由)。演奏前に、授業を想定して、その曲の指導のポイントを用紙にまとめて説明する。
(3)独唱または独奏(声楽、ピアノ、管弦打楽器〈マリンバ〉、和楽器〈箏、三味線、篠笛、尺八〉のいずれかで「ふるさと」(岡野貞一作曲)及び任意の曲を演奏する。※「ふるさと」は1番のみ演奏する。調性は自由とする)

なお、音楽以外の専門試験(技能・実技試験)実施教科(中学校=美術、保健体育、技術、家庭、英語 高校=美術、保健体育、英語、家庭)の試験内容については実施要項(7ページ)の通りとしているが、中高の保健体育では試験内容について器械運動はマット運動、球技はバレーボールをそれぞれ実施する(ほかに体づくり運動とダンス)。あわせて、英語以外の教科では必要な携行品も記載されている。
(詳細については下記リンク先参照。また、受験者には鳥取県教育委員会から送信される「受験票作成依頼メール」でも通知される)。



鳥取県教育委員会・令和5年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験 専門試験(筆記試験)の追加携行品及び専門試験(技能・実技試験)の詳細内容と携行品について
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1288382/R5keikohin.pdf

鳥取県教育委員会・令和5年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1279692/R5jisshiyoukou.pdf

鳥取県教育委員会・教員採用試験関係
https://www.pref.tottori.lg.jp/95168.htm