2022.06.10

採用試験関連

秋田県 志願状況を公表。平均倍率は3.0倍に

秋田県教育委員会は6月9日、令和5年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験の志願状況を発表した。
今年度、志願者の総数は765名となり、昨年度の868名から103名減少した。一方で全体の平均倍率は前年度の2.9倍から3.0倍に0.1ポイント上昇した。
(※実習助手、寄宿舎指導員を除いた場合の志願者数は739名〈前年度843名〉、倍率は2.9倍〈前年度2.8〉倍となる)

受験区分別の応募者数では小学校が164名(前年度211名)で前年度より47名減、中学校が223名(前年度249名)で前年度より26名減、高校が213名(前年度210名)で前年度より3名増、特別支援学校が70名(前年度87名)で前年度より17名減、養護教諭が63名(前年度66名)で前年度より3名減となっている。このほか、社会人等特別(高校工業・博士号保有者)で7名、高校の実習助手(農業)で8名、特別支援学校高等部実習助手で7名、特別支援学校寄宿舎指導員で11名の応募がある。
なお、今年度は栄養教諭については募集を行わない。

また、受験区分別の倍率は小学校が1.3倍(前年度1.4倍)、中学校が3.4倍(前年度2.8倍)、高校が8.5倍(前年度13.1倍)、特別支援学校が3.2倍(前年度4.0倍)、養護教諭が5.7倍(前年度3.3倍)となっている(社会人等特別、実習助手、寄宿舎指導員は採用者数若干名のため発表なし)。

なお、秋田県の直近10年間(平成26〈2014〉年度〜令和5年度)の志願者数(実習助手、寄宿舎指導員等を除く)の推移では、今年度の志願者数はピークだった平成28(2016)年度の1,190人に対して6割程度、志願倍率も最大で9.1倍(平成26、27年度)に対し、6ポイントの下落となっている。



秋田県教育委員会・令和5年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験 志願状況
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/65718