徳島県教育委員会は9月30日、令和5年度徳島県公立学校教員採用候補者選考審査の第2次審査結果を発表した。
徳島県の教員採用試験2次試験は8月16日(火)から24日(水)にかけて行われ、採用候補者名簿A登載者(=令和5年4月1日に採用予定の者)185名、採用候補者名簿B登載者(=欠員状況等により採用予定の者)24名が決定した(2次受験者数は未発表)。
名簿A登載者が前年度の205名より20名減となった一方、名簿B登載者は前年度の23名より1名増となっている。
校種別の2次試験合格者数(名簿A登載者)は、小学校が83名(前年度95名)、中学校が44名(前年度52名)、高校が37名(※)(前年度34名)、特別支援学校が16名(前年度18名)、養護教諭が3名(前年度5名)、栄養教諭で1名(前年度1名)、身体に障がいのある者を対象とした選考で1名が合格している。
また、小学校で11名、中学校で5名、高校で4名、特別支援学校で3名、養護教諭で1名が名簿B登載者となっている。
※高校の合格者には併願教科(情報)での合格者1名を含む。
なお、最終倍率(1次受験者数をA名簿登載者数で割ったもの)は全校種合計で5.5倍(前年度5.2倍)となった。
校種別では小学校が3.9倍(前年度3.6倍)、中学校が5.4倍(前年度8.2倍)、高校が8.2倍(前年度9.2倍)、特別支援学校が2.6倍(前年度2.6倍)、養護教諭が33.3倍(前年度21.4倍)、栄養教諭が9.0倍(前年度15.0倍)となっている。
※最終倍率は時事通信出版局調べ。
また、今年度試験での採用候補者名簿(A及びB)に登載されなかった者のうち、県教委が定める基準を満たした者として、来年度(令和6年度=2023年実施)試験での「前年度の選考審査結果による特別選考ア・イ・ウ(以下「特別選考⑦ア・イ・ウ」)の対象者もあわせて発表され、特別選考⑦ア(第2次審査受審者)で15名、特別選考⑦イ(特別選考⑥臨時教員に係る特別選考受審者)で22名、特別選考⑦ウ(一般選考受審者)で65名の計102名が特別選考⑦それぞれの候補者名簿に登載された。
特別選考⑦の名簿登載者は「令和5年4月1日から出願期間において本県(徳島県)の小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校の臨時教員等として勤務実績がある」および「令和5年度(令和4年度実施)の徳島県公立学校教員採用候補者選考審査と同一の校種及び職種を受審する」の条件をすべて満たした場合に、特別選考⑦アと特別選考⑦イについては令和6年度試験から8年度試験までの3年間、1次試験が免除される。また、特別選考⑦ウについては令和6年度試験において、1次試験の一部が免除される。
特別選考⑦の名簿登載者は、徳島県で臨時教員等を希望する場合には原則として優先的に配置される。なお、希望調査及び手続きについては、後日県教委の担当者から連絡される。
徳島県教育委員会・徳島県公立学校教員採用案内【徳島で教員になろう!】
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kyoiku/gakkokyoiku/7207836/