佐賀県教育委員会は2月9日、令和6年度(令和5年=2023年実施)佐賀県公立学校教員採用選考試験の主な変更点を公表した。
昨年度試験から導入した「さがUJIターン現職特別選考」や「社会人特別選考」の対象を拡げて実施するほか、小学校志望者を対象に11月に実施した「秋選考」試験も引き続き実施するとともに、「秋選考」でも「さがUJIターン現職特別選考」を実施する。
昨年度から実施した「さがUJIターン現職特別選考」については、小学校に加えて中学校にも対象を拡げて実施するほか、「秋選考」でも実施する。
小・中学校・義務教育学校の現職教員で、佐賀県に移住(U・J・Iターン)を考えている教職員が対象で、面接のみの実施とするほか、佐賀県内の会場のほか東京会場でも実施を予定する(「秋選考」は佐賀会場のみで実施)。
また、社会人特別選考の対象を高校の「工業」に加え、中学校の一部教科にも拡大する。
民間企業等(教職以外)において、一つの職場で正社員又は正規職員として3年以上の勤務経験がある者で、佐賀県の特別免許状の授与要件を満たすものを対象とし、当該教科の普通免許状の取得又は取得見込みがなくても出願可能となる。対象者は1次試験の「一般・教職教養」試験が免除される。
なお、変更点の詳細については4月に公表予定の実施要項で示される(令和5年度試験では4月15日にホームページで公表、5月9日より配布開始)。
佐賀県教育委員会・令和6年度佐賀県公立学校教員採用選考試験の変更点をお知らせします
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00390075/index.html
佐賀県教育委員会・令和6年度教員採用選考試験(令和5年度実施)の主な変更点について(PDF)
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00390075/3_90075_267773_up_o873mgmv.pdf