堺市教育委員会は、2月20日、令和6年度(令和5年=2023年実施)堺市立学校教員採用選考試験での試験制度の変更点を公表した。
今回の試験での主な変更点としては下記のとおり。
①募集する校種等(教科)の変更
・特別支援教育の専門性を有する人材を確保するため、「特別支援学校小学部」を新設する。これに伴い、従来の「小学校・特別支援学校小学部」は「小学校」に変更される。
・高等学校の「商業」及び「工業(機械)」を募集する。
②選考区分の変更
・「特別選考(社会人経験)」の募集する校種(教科)を「中学校・特別支援学校中学部(数学)(理科)(技術)」から「全校種等(教科)」に変更する。
③大学等推薦対象選考の変更
・「大学等推薦対象選考」の各大学等ごとに推薦することができる人数について、「小学校」と「特別支援学校小学部」合わせて3人に(これまでは「小学校・特別支援学校小学部」で2人)、「中学校・特別支援学校中学部(家庭)」を1人から2人に拡大する。
④加点制度の変更:
・一定の英語力を有する人材を確保するため、英語検定等資格の加点の対象に「TOEIC S&W310点以上」を追加する。
なお、募集人数や試験制度等の詳細は、3月中旬に公表される受験案内で示される(前年度試験では3月18日)。
堺市教育委員会・令和6年度(令和5年度実施)堺市立学校教員採用選考試験の試験制度の主な変更点について
https://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/kyoiku/boshu/kyoshokuinboshu/kyoinsaiyo/saiyosenko/shiken_r06/R6shikenhenkouten.html