島根県教育委員会は3月3日、令和6年度(令和5年度実施)島根県公立学校教員採用候補者「特別選考試験」の実施要項を公表した。
島根県の特別選考試験は、30〜40歳代の中堅層の不足等を踏まえ、即戦力となる人材を確保するために、他県の正規現職教員と島根県を含む県内外の正規教員経験者を対象に、面接による選考を行うもので、募集区分は小学校、中学校(全教科)、高等学校(情報、工業〈電気・機械〉、商業、水産〈漁業〉)、特別支援学校(小学部)。募集人数は小学校が20名程度、その他の校種はそれぞれ若干名としている。
出願資格・条件については、昭和39(1964)年4月2日以降に生まれた者で、他県の正規現職教員については、島根県外の国公立学校に正規採用(任期付採用を除く)の教員として、令和6年3月末現在で3年(36月)以上(休職、育児休業等の期間を除く)の勤務経験があり、正規採用の教員として出願する区分での勤務経験があること。正規教員経験者については、過去6年以内(平成29年4月1日〜令和5年3月31日)に、島根県内外の国公立学校で正規採用の教員として通算3年(36月)以上の勤務経験があり、正規採用の教員として出願する区分での勤務経験があること、となっている。
前年度の試験では勤務経験が5年(60月)以上となっていたが、今回の試験では3年(36月)以上(正規教員経験者については直近6年以内で3年以上)に短縮されている。
出願期間は3月10日(金)から4月14日(金)17時までで、島根県教育庁学校企画課への直接提出または郵送(郵送の場合は簡易書留で4月13日消印有効)での受付となる。
試験日は5月4日(木・祝)で、会場は松江会場(島根県教育センター・自治研修所)と東京会場(都道府県会館=東京都千代田区)の2カ所。試験内容は個人面接(30分程度の面接を2回実施〈「場面指導」含む〉)を実施する。
結果の通知は5月18日(木)に受験者に文書で通知するほか、合格者の受験番号を島根県教育委員会のホームページに掲載する。
なお、特別選考試験の合格者は令和6年度の島根県公立学校教員採用候補者名簿に登載されるが、本人の希望と欠員の状況によっては、令和5年度途中に採用する場合もあるとしている。
島根県教育委員会・令和6年度島根県公立学校教員採用候補者選考試験(特別選考)実施要項(PDF)
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/syokuin/saiyou/saiyou_info_tchr/index.data/00_r6_tokubetu_youkou.pdf
島根県教育委員会・島根県公立学校教員採用候補者選考試験情報
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/syokuin/saiyou/saiyou_info_tchr/