大阪市教育委員会は3月6日、令和6年度(令和5年=2023年実施)大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テストの受験案内、および、令和6年度大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テストの大学推薦特別選考・教職大学院推薦特別選考の実施要項をホームページに掲載し、公開した。
大阪市の1次試験は筆答が6月24日(土)、面接が7月1日(土)2日(日)8日(土)9日(日)16日(日)17日(月・祝)のいずれか1日。また、2次試験は筆答が8月19日(土)、実技が8月16日(水)〜9月3日(日)までの指定日、面接は9月2日(土)3日(日)9日(土)10日(日)のいずれか1日に行われる。
なお、1次(筆答)の結果発表は7月6日(木)、1次(面接)の結果発表は8月3日(木)、2次試験の選考結果発表は10月20日(金)をそれぞれ予定している。
今年度試験での主な変更点は下記の通り。
①受験資格の年齢制限について、前年度試験では、45歳以下(昭和51〈1976〉年4月2日以降生まれ。ただし、一部特例選考等については60歳以下=昭和37〈1962〉年4月2日以降生まれとしていたものを、59歳以下(昭和39〈1964〉年4月2日以降に出生)に変更する。
②専門性を有した多様な人材を採用するため、「中学校」(数学、理科、技術)において、普通免許状を有しない方を対象としたスペシャリスト特別選考を新設する。
教員採用選考テストの受験資格に加えて、出願時点で博士の学位を有するか、または修士の学位を有し、かつ大学・企業又は研究機関等において、受験する教科に相当する専門分野の研究・開発にかかる勤務経験等が令和5年4月30日までに通算3年以上あり、受験教科の分野における高度な専門知識・経験又は技能を有する人が対象となり、スペシャリスト特別選考での受験者は、第1次選考の筆答テストにおいて択一式のテストに替えて論文試験を実施、その他の試験は一般選考と同様の試験を行い、合格した人は、特別免許状の授与申請を大阪府教育委員会に推薦し、大阪府教育委員会の教育職員検定に合格して特別免許状が授与された場合に教諭等として正式採用となる。
出願期間は4月3日(月)10時から5月8日(月)17時までで、電子申請(大阪市行政オンラインシステム)にて受け付ける(ただし、スペシャリスト特別選考やポランティア加点の希望者、大学推薦特別選考特例および教職大学院推薦特別選考特例出願者は電子申請とともに、関係する書類を郵送で送付する必要がある。また、スペシャリスト特別選考で出願する場合には、受験教科・勤務実績等の確認が必要となるため、大阪市教育委員会・教職員人事担当まで、必ず事前に電話での連絡が必要となる)。
採用予定数は小学校が420名(前年度420名)、中学校が240名(前年度240名)、養護教諭(小中共通)が20名(前年度15名)、幼稚園、幼稚園・小学校共通が10名(前年度若干名※)となっており、前回試験と比べ養護教諭(小中共通)で5名増となったほかは前回並みとしている。なお、養護教諭(幼稚園)、栄養教諭(小中共通)の採用予定数については、それぞれ「若干名」としている。
※幼稚園、幼稚園・小学校共通については前回試験では採用予定者数は若干名としていたが、2次合格者は9名を出している。
大阪市教育委員会・大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テスト【ポータルサイト】
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000107417.html
大阪市教育委員会・令和6年度大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テスト【概要及び詳細(受験案内)】
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000592684.html
大阪市教育委員会・令和6年度大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テスト【大学推薦特別選考について】
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000592079.html
大阪市教育委員会・令和6年度大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テスト【教職大学院推薦特別選考について】
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000592078.html