【教育ニュース】文部科学省は3月17日、学校での新型コロナウイルス対策について、4月1日以降の新たな考え方を教育委員会などに通知した。学校生活ではマスク着用を求めないことを基本とする。ただし、通学時に混雑した電車やバスを使ったり、校外学習で医療機関や高齢者施設を訪問したりする場合は、児童生徒と教職員の着用を推奨する。
感染リスクが比較的高いとされる合唱の場面でも、着用を求めないことが基本となる。ただ、2方向の窓を開けて換気するとともに、前方1メートル、左右50センチの距離を確保し、向かい合っての歌唱を控えるよう明記した。
給食時間に会話を控える「黙食」は、対策を講じれば必要ないと示した。適切な換気と併せ、(1)大声での会話を控える(2)机を向かい合わせにしない(3)向かい合わせにする場合は対面の児童生徒の間に1メートル程度の距離を取る―などのうち、いずれかの実施を求めた。
学校マスク「着用求めず」 4月以降、通学電車は着用推奨―文科省(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023031700628&g=soc
【参考記事】マスク緩和、3月13日から屋内外問わず個人判断に 混雑車内は着用推奨―新型コロナで指針・政府(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023021001081&g=cov