2023.04.06

採用試験関連

栃木県 令和6年度(令和5年=2023年実施)試験の選考要項を配布開始

栃木県教育委員会は4月6日より、令和5(2023)年度(令和4年=2022年実施)栃木県公立学校新規採用教員選考試験の選考要項の配布(ダウンロード)を開始し、あわせて電子申請による出願手続を開始した。

栃木県の1次試験は7月8日(土)に実技試験(中高の音楽と保健体育、中学美術の受験者)、9日(日)に学力試験(筆記試験)を実施。2次試験は8月19日(土)に作文と集団討論、20日(日)21日(月)に個人面接、22日(火)に実技試験(中高の家庭・英語、中学技術、高校の情報・機械の受験者)を実施する。結果の発表は1次が8月1日(火)ごろ、2次は10月中旬頃の予定(前年度試験では10月14日)となっている。
出願は、電子申請による出願手続と願書等の必要書類を郵送する2段階方式で、電子申請による出願手続期間は5月9日(火)まで、郵送による書類受付期間は4月20日(木)〜5月9日(火)の消印有効までとなっている。

今年度の募集人員は小学校・中学校で計280名(前年度募集人員300名)、高校60名(同50名)、特別支援学校40名(同40名)、養護教諭は小・中学校で10名程度、高校及び特支は若干名(前年度は小・中学校、高校及び特支とも若干名)となっている。このほか、別枠として小学校における英語教育に係る特別選考(英語の免許による一部試験の免除)で小学校30名程度、特別支援学級担当等の経験により一部試験を免除した選考で小学校・中学校の全教科併せて15名程度を募集する。

今年度の採用試験での主な変更点は下記の通り。
①大学推薦特別選考の新設
小学校及び高等学校(情報)において、栃木県教育委員会が依頼した大学から推薦を受けた者を対象とする特別選考を新設する。
小学校において大学推薦を受けた受験者は、1次試験をすべて免除する。また、高等学校(情報)において大学推薦を受けた受験者は、1次試験の一般教養を免除する。

②特別支援学校の試験内容の変更
1次試験で実施する学力試験(筆記試験)のうち、教科・科目に関する専門科目を廃止し、一般教養(教職専門を含む)及び特別支援教育に関する専門科目のみの受験となる。
また、2次試験で実施していた実技試験(志望する教科・科目に関する実技、特別支援教育に関する指導計画等の作成及び質疑)については、すべて廃止する。
ただし「特別支援教育に関する指導計画等の作成及び質疑」については、学力試験での特別支援教育に関する専門科目に組み込み、試験時間をこれまでの40分から80分に拡大する。

③併願について
特別選考「スポーツの実績により一部試験を免除した選考」について、第1志望の中学校(特別選考)と第2志望の小学校(一般選考)の間の併願を認める



栃木県教育委員会・令和6(2024)年度栃木県公立学校新規採用教員選考試験要項等のダウンロード
https://www.pref.tochigi.lg.jp/m03/saiyou/saiyousikennyoukou.html

栃木県教育委員会・令和6(2024)年度栃木県公立学校新規採用教員選考試験要項(PDF)
https://www.pref.tochigi.lg.jp/m03/saiyou/documents/20230405205835.pdf