神戸市教育委員会は4月10日、令和6年度(令和5年=2023年実施)神戸市立学校園教員採用候補者選考試験の実施要項および受験案内を、ホームページに掲載した(印刷された実施要項および受験案内については4月12日(水)より配布開始)。
神戸市の試験日程は、1次試験でWebによる適性検査を6月16日(金)〜25日(日)までの間に受検の上で(※)、筆記試験(教職・一般教養、専門教科)を6月24日(土)に行い、教職・一般教養にて一定の点数を取得した者(一般選考受験者数の8〜9割程度を想定)が7月8日(土)〜16日(日)のうちの指定日(1日)に行う集団面接を受験する。
(※適性検査を未受検の場合は、以後の受験資格を失う)
2次試験は実技試験が8月16日(水)〜9月1日(金)のうちの指定日(1日)、個人面接が8月16日〜9月3日(日)のうちの指定日(1日)にそれぞれ実施する。なお、これまで2次試験で実施されていた「小論文試験」は今年度試験より廃止となる。
試験結果の発表は教職・一般教養試験の結果が6月30日(金)、集団面接を含めた1次試験の結果が8月上旬(前年度試験では8月5日)、最終の結果発表は10月上旬(前年度試験では10月11日)の予定となっている。
出願の受付はインターネットによる受付となり、期間は4月20日(水)10時から5月20日(金)17時までとなる。
なお、社会人経験区分、障害者特別選考、離職者を対象とした特別選考での志願者は、別途出願関係書類を郵送にて送付する必要がある(送付の締め切りは5月20日(金)必着で、期限までに到着が確認されない場合は一般選考志願者として扱う)。
今年度の募集人員(正規採用分)は幼稚園数名(前年度若干名)、小学校135名(前年度110名)、小学校(英語コース)15名(前年度10名)、中学校・高校130名(前年度100名)、特別支援学校40名(前年度30名)、養護教諭10名(前年度5名)、栄養教諭数名(前年度若干名)で、任期付採用を含めた総数では前年度の370名から80名増となる450名(うち正規採用分は340名〈前年度260名〉)となる。このほかに障害者特別選考、離職者を対象とした特別選考でそれぞれ若干名を募集する。
なお、2次試験の不合格者のうち上位1割程度を「補欠合格者」として対象者に通知する。補欠合格の有効期限である令和6〈2024〉年3月31日までの間に採用候補者の中から辞退等が生じた場合などに「補欠合格」対象者の上位から順に繰り上げ合格とし、採用候補者名簿に登載する。
今回の試験からの主な変更点として、昨年の11月に発表された内容に加え、一般選考の特例措置区分のうち「前年度1次合格者区分」を「直近2か年1次合格者区分」に改め、令和5年度(令和4年=2022年実施)または令和4年度(令和3年=2021年実施)試験で1次試験に合格し、2次試験を有効に受験して不合格と判定された者について、令和6年度試験の1次試験の筆記試験を免除する(ただし、直近2か年1次合格時と同一の選考区分・教科を受験する場合に限る。また、免除の可否については受験票送付時に告知する)。
なお、令和5年度(令和4年=2022年実施)および令和4年度(令和3年=2021年実施)試験での新型コロナウイルス感染者等への救済措置(1次試験合格者が新型コロナウイルス感染者または濃厚接触者に指定されたことで2次試験を受験できなかった場合に、特例として翌年度の1次試験を免除する制度)については、今年度の試験では行わない。
神戸市教育委員会・令和6年度神戸市立学校園教員採用候補者選考試験の実施要項(PDF)
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/31914/r6youkou.pdf
神戸市教育委員会・神戸市立学校教員採用候補者選考試験
https://www.city.kobe.lg.jp/a55153/shise/shokuinsaiyou/kyouiku/saiyou.html