2023.04.10

採用試験関連

佐賀県 令和6年度(令和5年=2023年実施)採用試験の概要を公表

佐賀県教育委員会は4月10日、令和6年度(令和5年=2023年実施)佐賀県公立学校教員採用選考試験の概要および主な変更点を公表し、ホームページに実施要項を掲載した。

佐賀県の1次試験は7月9日(日)。2次試験は8月19日(土)〜22日(火)にかけて行われる。結果の発表は1次が8月1日(火)、2次が9月15日(金)の予定となっている。
(「さがUJIターン現職特別選考」については1次は書類選考、2次は7月23日(日)に面接試験を実施し、結果の発表は1次は6月23日(金)、2次は8月1日の予定)

また、実施要項等の配布は5月1日(月)から、出願の受付は5月10日(水)から31日(火)午後5時まで(スポーツ・芸術特別選考は5月16日〈火〉午後5時まで)となる。
なお、出願は原則として電子申請(佐賀県電子申請サービス)での受け付け(スポーツ・芸術特別選考は郵送または持参による出願)となるが、加点申請や試験免除申請等での提出書類がある場合には、受付期間中に別途郵送または持参による提出が必要となる。

今年度の採用予定者数は、小学校180名(前年度採用予定者数190名)、中学校105名(同95名)、高校34名(同33名)、特別支援学校36名(同36名)、養護教諭10名(同13名)で、前年度と比べ中学校が10名増、高校で1名増となった一方、小学校で10名減、養護教諭で3名減となっている。
なお、前年度試験で募集のあった栄養教諭については今年度は募集しない。また、高校の試験実施教科については、前年度試験で募集のなかった芸術の「書道」を今年度試験では募集するほか、「工業」については前年度試験での「機械」「電気」「土木」に加えて、今年度試験では「建築」も募集を行う。また、「理科」については前年度募集のあった「地学」に代わって今年度試験では「物理」を募集する。

今回の試験での主な変更点は下記の通り。
①即戦力となる優秀な人材を確保するために、令和5年度(令和4年=2022年実施)試験から実施している「さがUJIターン現職特別選考」を、小学校に加え中学校にも対象を拡げて実施する。
小・中学校・義務教育学校の現職教員で、佐賀県に移住(U・J・Iターン)を考えている教職員に対して選考を実施し、現職教員であることから、面接のみの実施とするほか、佐賀会場のほか東京会場(島嶼会館=東京都港区)でも実施する。

②社会人特別選考の対象を高校「工業」に加え、中学校の「英語」「技術」にも拡大する。
社会人特別選考は、民間企業等(教職以外)において、一つの職場で正社員又は正規職員として令和5年3月31日までに3年以上の勤務経験がある者で、佐賀県の特別免許状の授与要件を満たす者を対象とし、当該教科の普通免許状の取得又は取得見込みがなくても出願することができる。対象者は1次試験の「一般・教職教養」試験を免除する。

③小学校を対象にに令和5年度試験から実施した「秋選考」試験(前年度は11月19、20日に実施)を引き続き実施するとともに、秋の採用選考の時期にも「さがUJIターン現職特別選考」を小学校と中学校を対象に行う(11月の「さがUJIターン現職特別選考」については佐賀会場のみの実施)
※「秋選考」の実施要項については後日公表の予定(前年度では8月17日に公表、9月1日より実施要項を配布)

④「身体障害者特別選考」を「障害者特別選考」に改め、受験資格については「身体障害者手帳の交付を受けている者」に加えて、「療育手帳の交付を受けている者又は知的障害者であると判定を受けている者」「精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者」も対象者とする。



佐賀県教育委員会・令和6年度佐賀県公立学校教員採用選考試験を実施します(記者発表資料)
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00396135/index.html

佐賀県教育委員会・令和6年度佐賀県公立学校教員採用選考試験実施要項(PDF)
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00395930/3_95930_276281_up_ckrvx88v.pdf