宮城県教育委員会は4月12日、令和6年度(令和5年=2023年実施)宮城県公立学校教員採用候補者選考の選考要項を公表した。
宮城県の1次試験は7月22日(土)に行われ、結果発表は8月17日(木)。2次試験は面接(個人面接、集団討議)が9月5日(火)〜7日(木)および9月11日(月)〜13日(水)のうちの指定日(1日)。実技試験(中高の保健体育、音楽、美術、家庭、英語)は9月8日(金)に行われる。なお、最終の結果発表は10月6日(金)の予定となっている。
出願は電子申請で、期間は4月17日(月)午前9時から5月16日(火)午後5時までとなる。なお、特別選考や加点申請等で関連書類の提出が必要となる場合は5月26日(金・当日消印有効)までに郵送での提出が必要となる。
今年度の採用予定人数は、小学校230名(前年度採用予定人数250名)、中学校100名(同150名)、高校80名(同100名)、養護教諭5名(同5名)、栄養教諭若干名(同若干名)で、前年度より中学校が50名、小学校と高校でそれぞれ20名減となっている。なお、「高校」の募集教科のうち、前年度試験で募集のあった「水産」と「看護」は今年度は実施しない。
今年度の試験からの主な変更点としては下記の通り。
①新たに、小学校へ出願する者のうち、幼稚園教諭普通免許状を取得している者(取得見込みの者も含む)を加点措置の対象とする。また、すべての校種に出願する者のうち、高校の「情報」または中学校の「技術」の普通免許状を取得している者(取得見込みの者も含む)を加点措置の対象とする(いずれも1次試験の得点に5点を加点する。なお、高校「情報」および中学校「技術」に出願する者も申請がないと加点の対象にはならない)
②2次試験で実施する実技試験のうち、中・高「家庭」と高校「福祉」の実技試験を廃止する。また、中・高「保健体育」の実技試験では、水泳と武道(柔道・剣道)を廃止する。
(※中・高「保健体育」の実技試験は陸上競技、器械運動〈マット〉、ダンスと球技〈バスケットボールまたはバレーボールから選択〉を実施する)
宮城県教育委員会・令和6年度宮城県公立学校教員採用候補者選考要項(PDF)
https://www.pref.miyagi.jp/documents/37344/01_r06senkouyoukou.pdf
宮城県教育委員会・宮城県公立学校教員採用候補者選考
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/ky-teacher/r05kyosai.html