鹿児島県教育委員会は4月29日、令和６年度（令和５年＝2023年実施）鹿児島県公立学校教員採用選考試験の試験要項を発表した。

鹿児島県の１次試験は7月9日（日）。２次試験は8月23日（水）〜9月7日（木）のうちの指定日に行われる。
なお、１次試験のうち「小学校」については、鹿児島県内のほか東京会場（三州倶楽部＝東京都品川区）と大阪会場（大和大学＝大阪府吹田市）でも実施する。
結果の発表は１次は8月上旬（前年度試験では8月3日）、２次は9月末（前年度試験では10月7日）を予定している。

出願は電子申請または郵送で行い、期間は5月8日（月）から電子申請の場合は5月29日（月）の17時15分まで、郵送の場合は5月29日当日の消印まで有効となる。

今年度の採用予定者数は小学校285名（前年度採用予定者数285名）、中学校150名（同150名程度）、高校44名（同42名）程度、特別支援学校54名（同45名）、養護教諭23名（同25名）、栄養教諭6名（同2名）となっている。
なお、小学校併願枠として、中学校または特別支援学校小学部が受験校種（第１希望）で小学校を第２希望として併願する者の中から中学校10名、特別支援学校小学部5名の合計15名程度を小学校採用者として選考する（選考に当たっては中学校または特別支援学校小学部の２次試験までの結果を総合的に判断し、小学校の試験を受験する必要はない）。

今年度の試験からのおもな変更点は下記の通り。
①「大学等推薦特別選考」の実施（小学校）：小学校教諭を志望し，県教委が指定する大学等から推薦された学生について，１次試験を免除する。
②県外での１次試験の実施（小学校）：小学校教諭の１次試験を東京都及び大阪府においても実施する。
③「現職教員特別選考」の変更（小学校及び特別支援学校）；他都道府県の公立学校教員で本県（鹿児島県）小学校教諭及び特別支援学校教諭を志望する者について，１次試験を免除する。
④体育実技の廃止（小学校及び特別支援学校小学部）：小学校教諭及び特別支援学校小学部教諭の２次試験における体育実技を廃止する。
⑤高等学校『情報』における「社会人特別選考」の実施（高等学校）：高い専門性を有する人材を確保するため，高等学校『情報』において「社会人特別選考」を実施する。



鹿児島県教育委員会・令和６年度鹿児島県公立学校教員採用選考試験要項
http://www.pref.kagoshima.jp/ba03/kyoiku/saiyo/shiken/youkou.html

鹿児島県教育委員会・令和６年度鹿児島県公立学校教員採用選考試験 試験要項（PDF）
http://www.pref.kagoshima.jp/ba03/kyoiku/saiyo/shiken/documents/81213_20230427112310-1.pdf

鹿児島県教育委員会・令和６年度鹿児島県教員等採用試験の概要（PDF）
http://www.pref.kagoshima.jp/ba03/kyoiku/saiyo/shiken/documents/documents/104328_20230428073030-1.pdf