2023.05.17

採用試験関連

三重県 令和6年度(令和5年=2023年実施)採用試験の実施要項を発表

三重県教育委員会は5月17日、令和6年度(令和5年=2023年実施)三重県公立学校教員採用選考試験の実施要項を発表した。

三重県の試験日程は、1次試験が7月22日(土)(申込時にポルトガル語またはスペイン語で加点申請した者は、7月24日(月)にポルトガル語またはスペイン語での面接試験を実施)。合格発表は8月9日(水)。2次試験は技能・実技試験(指定した校種・教科等のみ)が8月17日(木)、論述試験等が19日(土)、面接試験は22日(火)〜29日(火)までの指定された1日となり、最終の合格発表は9月下旬〜10月上旬の間に行われる(2次試験実施時に通知。前年度試験では9月26日)。

出願の受付期間は5月18日(木)午前10時から6月8日(木)午後5時までで、出願は電子申請での受付となる。
なお、特別選考に係る必要書類については出願期間中に別途郵送が必要となるほか、加点に係る必要書類については電子申請時に画像データで添付するか、郵送で送付する(司書教諭取得見込およびスポーツ加点申請の場合は郵送での送付のみ受付)。郵送による提出期間については6月8日の当日消印まで有効。

今年度の採用見込数は、小学校248名(前年度採用見込数269名)、中学校141名(同146名)、高校58名(同64名)、特別支援学校16名(同17名)、養護教諭12名(同13名)、栄養教諭4名(同6名)で、全校種で採用見込数を減らし、総数としては前年度の515名より36名減となる479名となる。
募集教科では、高校で今年度新たに「商業」「水産(海洋、機関)」「工業(土木系)」を募集する一方で、「地理歴史(地理)」「公民」「美術」「看護」「農業」「工業(工業化学系)」「情報」「福祉」については今年度は募集しない。

今回の試験での主な変更点は下記の通り。
①小学校教諭・特別支援学校教諭(小学部)の2次試験の技能・実技試験については「英語リスニング」のみとし、「音楽」「体育」の実技は実施しない。
なお、「音楽」と「体育」については、2次試験における模擬授業の課題の一つとして取り扱う。

②1次試験及び2次試験において実施していた「集団面接」を取りやめる。これにより1次試験は筆答試験のみとなる。
また、2次試験の面接試験では「個人面接(模擬授業を含む)」を実施する。このうち「模擬授業」については、実施要項において「受験者3人を1組として(受験者の人数によっては2人1組となる場合もあり)行い、受験者それぞれで1人4分程度の模擬授業を行った後、実施した模擬授業の内容について、受験者同士で話し合いを行う」としている。
模擬授業の課題等、模擬授業の詳細については、1次試験の合格通知と併せて連絡するとしている。

③国立または公立の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校または特別支援学校において、正規の教諭、主幹教諭、指導教諭、養護教諭または栄養教諭として、令和5(2023)年3月31日現在、3年以上の勤務経験(休職等の期間を除く)がある人を対象とした「教職経験者等を対象とした特別選考[Ⅰ]」について、「勤務経験と同じ職種、校種・教科で受験する場合」または「正規として採用された職種、校種・教科で受験する場合」の条件を満たす場合には、1次試験を免除する。

④新型コロナウイルス感染症の感染症法上の取り扱いが「5類」へ引き下げられたことに伴い、1次試験及び2次試験において、新型コロナウイルス等に感染した受験者で試験当日に受験が可能な人については、別室で受験できることとする。
ただし、1次試験に合格した人で2次試験を感染症等により別室でも受験できなかった人については、2次試験の再試験を行う(9月2日および9日(いずれも土曜日)に実施予定)。再試験の詳細については、1次試験の合格通知と併せて連絡する。



三重県教育委員会:令和6年度選考試験実施要項(令和5年実施)
https://www.pref.mie.lg.jp/KYOSYOK/HP/pa000066609.htm