2023.06.07

採用試験関連

宮城県 出願者数を公表。平均倍率は3.6倍に

宮城県教育委員会は6月7日、令和6年度宮城県公立学校教員採用候補者選考の出願者数及び出願倍率を発表した。
今年度の試験では、全体で415名程度の採用予定者数(前年度505名)に対し出願者は1,511名で、前年度の1,648名より137名減少となった。一方で出願倍率は採用予定者数が減少したこともあり、前年度より0.3ポイント上昇の3.6倍となっている。

受験区分別の出願者数では小学校が353名(前年度426名)、中学校が275名(前年度307名)、中高共通が345名(前年度329名)、高校が390名(前年度421名)、養護教諭が129名(前年度139名)、栄養教諭が19名(前年度26名)で、前年度より16名増の中高共通を除いたすべての受験区分で前年度を下回っている。
なお、出願者のうち新卒者の占める割合は38%(576名)で前年度と同等であるものの、小学校と中高の区分で増加し、特に小学校では56%(197名)を占め、前年度の46%から10ポイント上昇した。

また、受験区分別の出願倍率は小学校が1.5倍(前年度1.7倍)、中学校が2.8倍(前年度2.0倍)、高校が4.9倍(前年度4.2倍)、養護教諭が25.8倍(前年度27.8倍)となっている。
(※中高共通は教科の配置数(採用予定者数)が、栄養教諭は配置数が確定した段階でそれぞれ倍率が確定するため、倍率は非公表)

宮城県の教員採用試験は1次試験が7月22日(土)。2次試験は9月5日(土)から13日(水)までの間に行われる。結果の発表は1次が8月17日(木)、2次が10月6日(金)。



宮城県教育委員会・令和6年度宮城県公立学校教員採用候補者選考 出願者数及び出願倍率について(記者発表資料・PDF)
https://www.pref.miyagi.jp/documents/37353/20230607_kyouinnsaiyoukouhosyasennkou.pdf

宮城県教育委員会・宮城県公立学校教員採用候補者選考
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/ky-teacher/r05kyosai.html