福岡市教育委員会は6月26日、ホームページで令和6年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(一般選考試験)の志願状況を公表した。
今年度の志願者数は小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭の合計で1,320名(前年度1,163名)、高等学校教諭で52名(前年度66名)となり、小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭では前年度より157名増、高等学校教諭では14名減となった。
また、平均倍率は小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭で3.0倍(前年度2.1倍)、高等学校教諭は5.8倍(前年度8.3倍)となった(※注1)。
※注1:福岡市の志願状況は「小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭」の区分と「高等学校教諭」の区分でそれぞれ発表され、合算した場合の志願者総数は1,372名(前年度1,229名)で、全校種合計での採用予定者数(453名。前年度は564名)に対しての平均倍率は3.0倍(前年度2.2倍)となる。
受験区分別の志願者数では小学校が565名(前年度471名)、中学校が497名(前年度484名)、高校が52名(前年度66名)、特別支援学校(小学部)が56名(前年度48名)、特別支援学校(中学部)が44名(前年度35名)、養護教諭が117名(前年度95名)、栄養教諭が41名(前年度30名)で、高校以外で前年度より志願者数が増加した。
また、受験区分別の倍率は小学校が2.6倍(前年度1.6倍)、中学校が3.5倍(前年度2.9倍)、高校が5.8倍(前年度8.3倍)、特別支援学校(小学部)が1.4倍(前年度1.2倍)、特別支援学校(中学部)が1.1倍(前年度0.8倍)、養護教諭が29.3倍(前年度11.9倍)、栄養教諭が20.5倍(前年度30.0倍)となっている。 (※注2)
※注2:小学校・中学校・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭の前年度の志願者数、倍率は、昨年の志願者数発表時点での教職経験特別選考と大学連携特別選考との併願者を含めていない数値。前年度試験での最終の志願者数値(小・中・特別支援学校教諭、養護教諭、栄養教諭)は総計で1,368名、受験区分別では小学校が573名、中学校が560名、特別支援学校(小学部)が54名、特別支援学校(中学部)が39名、養護教諭が112名、栄養教諭が30名。
なお、今回発表された志願状況は一般選考分のみとなり、教職経験特別選考と大学連携特別選考との併願者は含まれていない。
福岡市の教員採用試験(一般選考試験)は、1次試験が7月9日(日)。2次試験は8月3日(木)から27日(日)の間に行われる。
結果の発表は1次が7月下旬〜8月上旬、2次は9月下旬の予定となっている。
福岡市教育委員会・令和6年度福岡市立学校教員採用候補者選考試験(一般選考試験)の志願状況について(PDF)
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/107878/1/R6sigannsyasuu.pdf?20230620192809