2023.06.28

採用試験関連

石川県 志願状況を公表。平均倍率は3.2倍、大学3年生を対象とした選考には72名が応募

石川県教育委員会は6月28日、令和6年度石川県公立学校教員採用候補者選考試験の志願状況(教諭等、栄養教諭)をホームページで公表した。
令和6年度採用の教諭等志願者総数は前年度の1,066名から73名減となる993名となり、1000人台を割り込んだ。また、全体の平均倍率は3.2倍となり、前年度の3.4倍より0.2ポイント減となった。
一方、今回の試験から大学3年次で筆記試験と実技試験の受験を可能とする選考(特別選考・区分Ⅵ)には72名(小学校66名、特別支援学校〈小学部〉6名)が応募した。

区分別の志願者数では小学校が332名(前年度364名)、中学校・高校が527名(前年度567名)、特別支援学校が58名(前年度65名)、養護教諭が76名(前年度70名)で、養護教諭以外の区分で前年度より志願者数が減少となった。
また、志願区分別の倍率は小学校が2.4倍(前年度2.6倍)、中学校・高校が4.1倍(前年度4.4倍)、特別支援学校が1.7倍(前年度1.9倍)、養護教員が7.6倍(前年度7.0倍)となっている。

なお、教諭等と別枠となる栄養教諭には一般選考で15名(前年度14名)、特別選考(任用替)で4名(前年度6名)が志願している(採用予定数が若干名のため、倍率は非公表)。

石川県の教員採用試験は1次、2次の区別はなく、筆記試験が7月15日(土)、実技試験が7月16日(日)(※保健体育の水泳実技は7月15日に実施)、面接試験が7月29日(土)または30日(日)の指定日に行われる。なお、選考結果の発表は9月27日(水)となっている。

※大学3年生を対象とした選考(特別選考・区分Ⅵ)の志願者は、大学3年時に前倒しして「筆記試験」「実技試験」「適性検査」を受験し、成績が基準に達した者は、翌年(大学4年時)の試験では「面接試験」のみを受験する。なお、成績が基準に到達しなかった場合には、4年次の教員採用候補者選考試験からは区分Ⅵ以外の選考区分で受験することができる。



石川県職員採用ポータルサイト・令和5年度石川県公立学校教員採用候補者選考試験等の志願状況について(PDF)
https://www.pref.ishikawa.jp/kyoiku/kyousyoku/exam/pdf/R6_kyousaisigansyasuu.pdf

石川県職員採用ポータルサイト・教員ページ
http://www.pref.ishikawa.jp/kyoiku/kyousyoku/exam/index.html