【教育ニュース】文部科学省は7月18日、2022年度の文部科学白書を公表した。教員の長時間勤務について「是正は待ったなし」と強調。労働環境の悪化により、意欲や能力のある人材が教員を目指さなくなる事態を「わが国や社会にとってもあってはならないことだ」として、危機感を示した。

これまでの教員の働き方改革については「一定の進捗（しんちょく）が見られる」とする一方で、４月に公表された22年度の「教員勤務実態調査」（速報値）では教員の月当たりの時間外在校時間数が、小学校で約41時間、中学校が約58時間となっている状況も紹介。「依然として長時間勤務の教師も多い」とした。



教員の長時間勤務に危機感　是正「待ったなし」―文科白書（時事ドットコム）
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023071800386&g=soc

【参考】令和４年度 文部科学白書（文部科学省ホームページ）
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab202001/1420041_00015.htm

【参考】教員勤務実態調査（令和４年度）【速報値】について（文部科学省ホームページ）
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01232.html