特集 教育法規これだけブック
教職教養の中でも、すべての自治体で問われる超重要分野である「教育法規」。しかし、参考書や解説書を手にとっても、膨大な量の条文が並んでいて、「これ全部覚えるなんて無理!」「どこを勉強すべきか分からない!」と、心が折れてしまう受験生も少なくありません。このような壁にぶつかった際、多くの受験生の方々は、次の2つの方法で学習を進めようとします。一つは「まんべんなく、すべての法令を薄く理解する」パターン。もう一つは「特定の法令のみ一言一句、丸暗記する」というパターンです。前者の場合、正誤判定や判例を問うといった、少し深く突っ込んだ問題が出ると、たちまち解答ができなくなります。後者の場合、ヤマが外れたらどうしようもありません。
では一体、教育法規はどのように対策すべきなのでしょうか。その答えは、「よく出題される領域をつかみ、条文の趣旨を深く理解する」というものです。教育法規の条文は、「教職員の服務」や「教員の研修」など、領域ごとに分類することができます。よく出る領域の条文の、大事な用語を押さえて、法令の趣旨を理解しておけば、どんな問題にも対応可能なのです。本特集では、過去問からそうした頻出の領域を徹底的にリサーチ。ここだけは押さえておきたい条文を厳選してピックアップして解説しています。しっかり目を通せば、教育法規が「苦手分野」から「得点源」に変わること間違いありません!