特集1 絶出 いじめ・不登校・児童虐待 コレだけポイント
今号の特集は、「いじめ」「不登校」「児童虐待」を取り上げます。これらは、教員採用試験で毎年必ず問われる「3大テーマ」。新聞やテレビ、ネットのニュースでもよく取り上げられているので、学校現場でも対策が求められている問題・課題であることを知っている人も多いでしょう。
しかし、実は、よく耳にしている言葉だからこそ注意したいことがあります。それは、「知ってるつもり」になり、対策が後手に回ってしまうことです。
皆さんは、これらのテーマについて、どう向き合えばよいのか知っていますか? いじめは「よくない」、不登校は「助けが必要」、児童虐待は「許されない」といった、感情的で漠然とした理解では、一般人と変わりません。教員採用試験では、これらのテーマについて、教師としての正確で専門的な知見と知識を備えているかが、問われるのです。
その「知見・知識」とは、「法律」と「データ」、そして教師としてとるべき「対応」の3つ。試験では、「3大テーマ」×「3つの知見・知識」を組み合わせたり入れ替えたりした問題が出るので、やっかいです。そこで本特集では、3つのテーマの情報を徹底的に整理。絶対に押さえておきたい「コレだけポイント」にまとめました。合格に必須の知識ですので、完全に理解した上で本番に臨んでください。
特集2 勝負の残り180日!「ライバルに言えなかった!」合格者が明かすコノ学習法
いよいよ勝負の2019年がスタートしました。この夏の受験生は、泣いても笑っても、本番まではあと約180日しかありません。でも、中には、全然学習が進んでいないという人や、ほかの受験生とくらべて学習ができているのか遅れているのかよく分からないと不安になっている人も多数いることでしょう。
そこで今号の特集2では、実際に合格を勝ち取った合格者を取材し、本番まで残り180日間という時期から、どのような学習をしていったのか教えてもらいました。取材したのは、計6人の合格者。うち3人は現役で合格を勝ち取った同じ大学のゼミ仲間。あとの3人は社会人、大学推薦、再チャレンジで合格したという立場の受験生です。
残り180日時点での学習進度は、6人ともまったくばらばら。コツコツ進めてきた人も、中にはまったく進めていなかった人もいますが、本番までに、それぞれの最適な学習法を見つけて、見事合格を勝ち取りました!
本特集を読んで、マネできるところがあれば、こっそりマネさせてもらって、年明けからガシガシ学習を進めていきましょう!
短期集中連載 書きあぐねている人のための「ズル論」講座
筆記で高得点を取り、面接もうまく行ったけど、論作文がボロボロで涙をのんだ……という人は、少なくありません。中には、論作文試験がネックとなって、毎年度合格を逃している人もいます。筆記試験のように、勉強した分だけ得点になるとは限らないのが論作文試験。いろんな対策を試したけど、効果がなくて途方に暮れている人もいることでしょう。
そんな人たちのために、『教員養成セミナー』では12月号から5回にわたり、全く新しいタイプの論作文対策法を紹介していきます。講師は、多数のメディアから執筆依頼がガンガン入る「文章のプロ」であり、長く教員採用試験対策の指導にも携わってきた教育ジャーナリスト・佐藤明彦氏。「活字が苦手!」という人は、ぜひご一読ください。
解析! 「一般教養」のオール自治体 出題トレンド
編集部が、過去5年における全自治体の一般教養の実施問題を分野、領域ごとに分類。一覧表にまとめました。この表を使って、全国と志望自治体の出題トレンドを把握しましょう。