特集1 コロナ時代の新常識 「教育の情報化」は対策ゼッタイ
今号では、来夏の受験生が「絶対」に対策しておかなくてはいけないトピックをお届けします。「教育の情報化」です。確実に出題されると断言します。なぜなら、現在1人1台の端末環境を実現するというGIGAスクール構想の実現目標が、2023年度から今年度中に前倒しされたからです。
ご存じの通り、学校は今、コロナ対応に追われています。臨時休業明けの授業をどう取り戻すか。もしまた学校が休業になったらどうするか。こうしたことへの対応から、「ICT教育」のニーズが高まり、構想の実現が前倒しされたのです。
つまり、来夏合格した皆さんが教壇に立つときには、子供たちは実際に1人1台の端末を手にしているということです。新たな時代の教育を担う教師を採用するため、教員採用試験で「教育の情報化」が問われるのは必至。ただ、「教育の情報化」はこれまであまり試験では出題されておらず、対策するのはかなり困難です。
そこで編集部は徹底的に関連資料を解析。出題されそうなポイントを厳選して解説しました。これを読めば、最短効率でICTの知識を身に付けることができます。
来夏の合格は確実に近づきます。
特集2 これ一冊で完璧! 切り離して使える教育史の暗記カード
新しい教育課題や資料、法改正などへの注意が欠かせない教育原理や教育時事、教育法規とは異なり、例年、定番事項が出題される教育史と教育心理。覚えるには、ある程度の時間がかかりますが、覚えてしまいされすればコッチのもの。得点源にすることができます。
そこで今月号の特集2では、教育採用試験で出題されやすい70人の教育史上の人物をカードにまとめてお届けします。今のうちからコツコツ覚えていきましょう。
(なお、次号12月号では、教育心理の重要用語をまとめた暗記カードをお届けします!)
巻頭カラー連載! 教育とは's語り ーNPO法人 e-Education創業者・税所篤快さんー
「教育とは?」を考えているトップランナーたちの「問わず語り」インタビューです。
様々な分野の第一線で活躍している人たちに、教育について思うこと、
ご自身の経験などをつれづれに語ってもらいました。
第2回目はNPO法人 e-Education創業者・税所篤快さん。
2009年、若干20歳でバングラデシュにおいて授業映像DVDを提供する「e-Education」を設立。同プログラムにより貧困地域の学校から、同国最高峰のダッカ大学入学者を輩出させた税所篤快さん。
海外で活躍する中で日本の教育に興味を持ち、26歳で帰国。それから5年、日本の5つの学校・教育委員会を訪ね歩いたルポ『未来の学校のつくりかた』(教育開発研究所)を2020年6月に発表されました。
世界各地の学校を見てきた税所さんの目に、日本の学校・教員はどのように映ったのでしょうか。
SNS連動!読者参加企画 「専門教養の過去問」を解いてせみたCoffeeを救え!
知る人ぞ知る名店だった「せみたCoffee」が今や経営難で崖っぷち状態に…。
そこで,過去の栄光を取り戻すべく,クラウドファンディングを立ち上げることにしました!
問題を解いて1問正解するごとに,1,000円が支援金として寄付されます(例:5問正解→5,000円の寄付)。Twitter・Instagramで「#せみかふぇ」をつけてあなたの寄付金額(正解数)をご報告ください。
寄付金の達成金額により,誌面の表紙の看板がバージョンアップしていくはず!?
「せみたCoffee」の未来は,受験生のみなさまの手にかかっています!
みなさまからの温かいご支援をお待ちしています!