特集1 最新教育ワードがカギ! 一瞬で心をつかむ願書・エントリー
全国の自治体で、いよいよ願書・エントリーの受け付けが始まりました。教員採用試験は民間の就活と違い書類で足切りされることはありません。しかし、提出した願書はその後の面接時の資料として使われるため、入念に練り込む必要があります。
ここで受験生にとっては、厳しい現実をお伝えしなくてはいけません。21年夏の願書・エントリーは、合格した先輩のマネ、もしくは大学の講座で指導される内容を踏まえるだけでは不十分です。
今、日本の教育界は「令和の日本型学校教育」や「GIGAスクール構想」「コロナ対応」などで、大変革の時代に入りました。これにともない、これからの教師に求められる資質・能力、マインドも大きく変わってきています。21年夏の願書・エントリーは、この点を踏まえて記述しないと、「勉強不足」の烙印を押されかねないのです。
そこで今号の特集1では、教員志望者の願書作成なども指導し、カリスマ的な人気を誇る大西圭介先生にご監修頂き、評価される教育ワードを盛り込んだ願書・エントリーの書き方を解説します。これを読まずして、出願はできません! 最大限ご活用ください。
特集2 生徒指導の二大資料 完全攻略
生徒指導は、学習指導と並んで「車の両輪」と例えられる学校の教育活動の要。いじめや不登校といった教育課題への対応も、生徒指導の一つになります。当然、教員採用試験においても、毎年、多くの自治体で関連問題が出題されています。
そんな生徒指導を学ぶ上で外せない基本資料が、「生徒指導とは何か」という基礎基本からしっかり解説されている『生徒指導提要』『生徒指導リーフ』です。空欄補充問題や正誤判定問題として筆記試験で出題されるのはもちろん、論作文や面接でも「使える」知識が満載の2つの資料をしっかり押さえて、生徒指導を制覇しましょう!
合格者たちの体験談から、合格へのヒントを見つけ出しましょう!!
直前期集中連載① 合格! 論作文講座(第2回)テーマ1ー教員の資質能力の向上ー
近年の教員採用試験は人物重視が選考の基本となっています。人物を評価する「人物試験」というと面接試験が真っ先に思い出されますが、教育や教職というものに対する考え方や想いが表現される論作文も、文字による「人物試験」として、合格の重要なカギになります。にもかかわらず、筆記試験対策に追われ、ついつい対策が後回しになっている受験生も多いのではないでしょうか。
教員採用試験で課せられる「論作文」は、大学入試の論作文やレポートとは異なります。文章を書くことが得意な人でも、その独特の書き方に戸惑うことも多いのです。思っている以上に対策に時間がかかる論作文。試験直前期になって、「論作文どうしよう!」とならないために、本連載を使ってコツコツ対策していってください!
直前期集中連載② 元試験官は見た! イケ面 ダメ面 合否の別れ目!(第2回)話し方・声には「心」があらわれる
教員採用試験の最大の難関は、やはり「面接」。筆記試験でどんなに高得点でも、面接で力を発揮できずに涙を飲んだという受験生は毎年、星の数ほどいます。
本コーナーでは、元試験官が「イケてる面接」と「ダメな面接」の違いを、面接のシーンごとに全5回にわたり解説します。
直前期集中連載③ せみたの挑戦状! 空欄補充問題を解きまくれ!(第2回)教育史
経営難に陥っている“架空”の名店「せみたcoffee」ですが、みなさまのおかげで徐々に再建されてきました。日頃の皆さまのご寄付に感謝を込めて、このたび「せみかふぇ」では、「せみたの謎解きキャンペーン」を開催することにしました。
この企画では、皆さまに「せみたの挑戦状」として教職教養の空欄補充問題に挑戦していただきます。そして、「せみかふぇ」の投稿と同様に、その正解数×1,000円を「#せみかふぇ」で投稿してください! 投稿をすると勉強のアドバイスなどのリプがもらえるかも!?
さらに、ここでの寄付金額も「#せみかふぇ」の寄付金額に合算されます!
皆さまの奮ってのご参加お待ちしてます。
巻頭カラー連載! 教育とは's語り ー元ひきこもりのお笑い芸人・山田ルイ53世さんー
「教育とは?」を考えているトップランナーたちの「問わず語り」インタビューです。
様々な分野の第一線で活躍している人たちに、教育について思うこと、
ご自身の経験などをつれづれに語ってもらいました。
第7回目は元ひきこもりのお笑い芸人・山田ルイ53世さん。
漫才コンビ「髭男爵」の山田ルイ53世さんは、8歳と1歳8ヵ月の姉妹の父。「一発屋」を称していますが、近年はその文才が注目され、執筆やコメンテーターの仕事も増えています。代表作の1つ『ひきこもり漂流記』では、「神童」と言われ有名私立中学に入学したものの、2年生の夏以降6年間ひきこもったご自身の経験を明かし評判を呼びました。決して楽しい学校生活を送ったわけではない山田さんは今、自分の子どもを学校に通わせる立場になって教育や学校についてどう考えているのでしょうか。
SNS連動!読者参加企画 「専門教養の過去問」を解いてせみたCoffeeを救え!
知る人ぞ知る名店だった「せみたCoffee」が今や経営難で崖っぷち状態に…。
そこで、過去の栄光を取り戻すべく、架空のクラウドファンディングを立ち上げることにしました!
問題を解いて1問正解するごとに、1,000円が支援金として寄付されます(例:5問正解→5,000円の寄付)。
Twitter・Instagramで「#せみかふぇ」をつけてあなたの寄付金額(正解数)をご報告ください。
みなさまの投稿のお陰で、第1目標額500万を達成!! 看板がきれいに!! ありがとうございます!!
そして、さらにみなさまと一緒に「せみかふぇ」を発展させていきたいという思いから、第2目標額2,000万を設定させて頂きました!
4月号からは、新たにLunch Menu(小学校編)とDinner Menu(中高、特支、養護編)に分けた作りになっています。引き続き、みなさまからの温かいご支援をお待ちしています!