特集1 まずは頻出条文から! 効率重視の教育法規
教育基本法、学校教育法、地方公務員法、いじめ防止対策推進法……教育法規の広い出題範囲を前に、「無理!」と叫びそうになっている受験生も多いのではないでしょうか。確かに教育法規の出題範囲は広いです。でも実は、「教員採用試験で問われやすい条文」は結構絞ることができるのです。本特集では、無数にある教育法規の条文の中から、採用試験での出題頻度の高い定番条文と公布されたばかりの新法の条文を厳選。空欄補充問題で問われやすい文言や正誤判定問題で問われやすいポイントの解説と併せて紹介していきます。
まずは頻出条文をマスターし、少しずつ対策範囲を広げていく。教育法規対策は効率重視でいきましょう!
特集2 教採に向けて今からやっておくべき11のこと
今この教セミを手に取っている皆さんは、すでに「教採に向けて何か始めないと……」と思われているのだと思います。とはいえ、教員採用試験本番は少し先に思えますし、今すぐガッツリ勉強を始めるのはなかなかハードルが高いという人も多いのではないでしょうか。そんな人に向けて、肩に力を入れずとも今から始められて、さらに今からやっておくとお得なことを11個ご紹介していきます! 「直接試験に関係ないじゃん」と思うこともあるかもしれませんが、教採試験、ひいては試験に合格して先生になった後にまでプラスの意味があるものばかりです。
教採対策の第一歩を踏み出すきっかけとして、是非ご覧ください!
特集3 年表でひもとく人権教育
インターネットの発達やグローバル化の進展で社会が多様化している現代。外国人への差別や偏見、性同一性障害や障害者への誹謗中傷。コロナ禍では感染者や医療従事者への差別など、実は私たちの日々の生活の中で一人一人の人権を侵害するようなことが絶えず起こっています。これらの人権問題を克服するために、将来を担う子供たちを育てる学校での「人権教育」が大切になってきます。それゆえに、教採試験でもよく問われる重要テーマとなっているのです!
といわれても、一体何をどう勉強したらよいか、とっかかりが分からない人も多いかもしれません。でも、安心してください! 教採試験で問われる「人権教育」に関する資料は限られています。
今号では、人権に関する国内外の出来事の流れを一目で把握できる年表を使い、試験で問われる頻出の重要資料のポイントと対策を解説していきます。よく問われる箇所については、過去問からの出題例も掲載していますので、アウトプットにもお役立てください!
巻頭カラー連載 教育とは's語り ーICT改革者・豊岡弘敏さんー
「教育とは?」を考えているトップランナーたちの「問わず語り」インタビューです。
様々な分野の第一線で活躍している人たちに、教育について思うこと、
ご自身の経験などをつれづれに語ってもらいました。
「引っ張るのではなく、背中を押すことです」。
渋谷区教育長として日本中から注目される教育改革を成し遂げたその人物は、柔和な笑顔で自分のスタイルをこう語る。名前は豊岡弘敏。と言われても、ピンとくる人は少ないだろう。何しろ豊岡は、渋谷区に赴任する以前は東京都教育委員会の人事部の行政職、いわゆる「裏方」が長い人物。メディアに露出し全国で名を知られるような「カリスマ教育者」ではまったくない。
そんな豊岡は、区内全小中学校でタブレットを普段使いする「渋谷区モデル」をわずか3年で確立。渋谷区を全国型の視察が止まないICT教育の最先端の地に大変革した。なぜ可能だったのか。「非カリスマ」を自称するリーダーがとった戦略を追った。
あなたの推しを1位にせよ! 専門教養の過去問を解いて幻の“SENSEI星”を目指せ!
フミ、ココ、ゲンの3人は、教師のあらゆる知識・スキルを持った伝説の神ノエルがいるという、幻の星“SENSEI星”を目指す“きょうせみSS杯”に出場することに! 1番にたどり着いた者だけに、神ノエルから教師としてのあらゆる知識・スキルを授けられるとか…!?
専門教養の過去問を解いて、あなたの選んだ推しキャラを、1位でゴールさせてあげませんか? 誰がこのレースに勝利するかは、あなたの応援にかかっています!
参加方法は教員養成セミナー12月号をを見てくださいね!
※巻末ブックインブックとの連動企画です。
合格への扉を開け! 教セミ魔法学校
2022年夏の教員採用試験を受ける4人の学生……
合格を勝ち取るため、「教セミ魔法学校」に入学し、力を磨いていくことに。
試験本番まで、学生たちはどんな日々を過ごすのか……