大阪市教育委員会は9月26日、令和8年度大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テストの第2次選考の選考結果(最終結果)を発表した。
大阪市の教員採用試験の2次選考は8月2日(土)から23日(土)にかけて筆答、実技、面接の各テストを実施。1,235名(前年度1,235名)が受験し、前年度の708名より261名増、平成29年度(2016年実施)試験以降の過去10年間でも最も多い969名が合格となった。
校種別の合格者数は幼稚園17名(2次受験者26名、合格率65.4%)、幼稚園・小学校共通18名(2次受験者20名、合格率90.0%)、小学校551名(2次受験者731名、合格率75.4%)、中学校344名(2次受験者513名、合格率67.1%)、養護教諭(幼稚園)4名(2次受験者6名、合格率66.7%(※))、養護教諭(小中共通)22名(2次受験者44名、合格率50.0%)、栄養教諭(小中共通)13名(2次受験者25名、合格率52.0%)となっている。
合格者のうち、令和7年度(2024年実施)試験で行われた大学3年次前倒し特別選考の通過者(201名)で、今回「前年度大学3年次前倒し特別選考合格者特例」で受験したのは132名(志願者142名)おり、そのうち73名が合格した。
校種別では幼稚園4名(通過者15名 志願者14名 受験者11名)、幼稚園・小学校共通3名(通過者5名 志願者5名 受験者5名)、小学校43名(通過者93名 志願者55名 受験者43名)、中学校19名(通過者68名 志願者51名 受験者48名)、養護教諭(小中共通)0名(通過者10名 志願者8名 受験者8名)、栄養教諭(小中共通)4名(通過者10名 志願者9名 受験者9名)、となっている。
※養護教諭(幼稚園)は選考通過者なし
また、1次免除者を含む1次試験受験者を2次合格者数で割った最終倍率は、合格者の増加により前年度の2.8倍から0.8ポイント減の2.0倍となった。
校種別では幼稚園2.8倍(前年度4.7倍)、幼稚園・小学校共通1.4倍(前年度2.6倍)、小学校1.5倍(前年度2.1倍)、中学校2.3倍(前年度3.2倍)、養護教諭(幼稚園)3.0倍(前年度8.0倍)、養護教諭(小中共通)7.9倍(前年度7.9倍)、栄養教諭(小中共通)4.7倍(前年度4.1倍)で、小学校と幼稚園・小学校共通は2倍を割り込んだ。
(※2次試験の受験者・合格者には第1志望の校種で不合格と判定されたが、第2志望の校種で受験した者、合格した者も含まれる〈養護教諭(幼稚園)〉。なお、合格率・倍率についてはこれらの受験者、合格者を除いて算出)
なお、合格者の平均年齢は27.1歳で、昨年度の25.9歳から1.2歳上昇した。
ちなみに、最年少での合格者は中学校の20歳、最年長での合格者は中学校の59歳(2名)となっている。
大阪市教育委員会・令和8年度大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テスト[選考結果(第2次選考)]
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000661900.html
大阪市教育委員会・令和8年度 大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テスト 第2次選考合格者(PDF)
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000661/661900/goukakushabangou.pdf