北九州市教育委員会は7月22日、北九州市教員採用情報専用サイトにて、令和3年度(令和2年度実施)北九州市公立学校教員採用候補者選考の志願状況を公表。
今年度の志願者総数は1,778名(前年度685名)で前年比1,088名の大幅増となった。
一方で採用予定者の総数は前年比で23減の305名となっているために平均倍率は上昇し、今年度の平均倍率は5.8倍(前年度2.1倍)となっている。
区分別の出願者数では小学校が651名(前年度221名)、中学校が751名(前年度302名)、特別支援学校小学部が70名(前年度29名)、特別支援学校中学部が102名(前年度42名)、養護教諭が135名(前年度57名)、栄養教諭が64名(前年度34名)で、小学校と中学校は前年比で400人以上増えたほか、全区分で志望者が増えている。
また、区分別の倍率は小学校4.3倍(前年度1.4倍)、中学校が8.5倍(前年度2.8倍)、特別支援学校(小学部、中学部合計)が2.9倍(前年度1.4倍)、養護教諭が33.8倍(前年度8.1倍)、栄養教諭が21.3倍(前年度11.3倍)となっており、いずれも前年度の倍率を上回っている。
なお、北九州市の今年度の教員採用試験は、新型コロナウイルス感染症への対応として、7月12日に実施を予定していた1次試験を中止して2次試験のみの実施とし、また、試験内容の変更について広く周知する期間を確保するために志願書の受付期間を延長し、6月30日(火)までとしていた。
北九州市 教員採用情報 専用サイト・令和3年度北九州市公立学校教員採用候補者選考試験の志願状況
http://www.kita9.ed.jp/kyoushokuin-c/r3siganshasu.pdf