2023.06.07

採用試験関連

秋田県 志願状況を公表。平均倍率は3.2倍に

秋田県教育委員会は6月7日、令和6年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験の志願状況を発表した。
今年度、志願者の総数は665名(※)となり、昨年度の765名から100名減少した。一方で全体の平均倍率は前年度の3.0倍から3.2倍に0.2ポイント上昇した。
(※実習助手、寄宿舎指導員を除いた場合の志願者数は648名〈前年度739名〉、倍率は3.2倍〈前年度2.9倍〉となる)

受験区分別の応募者数では小学校が130名(前年度164名)、中学校が216名(前年度223名)、高校が185名(前年度213名)、特別支援学校が56名(前年度70名)、養護教諭が60名(前年度63名)でですべての校種で応募者が前年度より減少した。このほか、社会人等特別(高校工業・博士号保有者)で1名、高校の実習助手(工業)で4名、特別支援学校高等部実習助手で5名、特別支援学校寄宿舎指導員で8名の応募があった。
また、受験区分別の倍率は小学校が1.4倍(前年度1.3倍)、中学校が3.6倍(前年度3.4倍)、高校が8.0倍(前年度8.5倍)、特別支援学校が2.3倍(前年度3.2倍)、養護教諭が7.5倍(前年度5.7倍)となっている(社会人等特別、実習助手、寄宿舎指導員は採用者数若干名のため発表なし)。

なお、秋田県の直近10年間(平成27〈2015〉年度〜令和6年度)の志願者数(実習助手、寄宿舎指導員等を除く)の推移では、今年度の志願者数はピークだった平成28(2016)年度の1,190人に対して5割程度、志願倍率も最大で9.1倍(平成27年度)に対し、およそ6ポイントの下落となっている。

秋田県の教員採用試験は1次試験が7月22日(土)23日(日)。2次試験は9月16日(土)〜18日(月)に行われる。結果の発表は1次が8月18日(金)、2次が10月13日(金)に行われる。



秋田県教育委員会・令和6年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験 志願状況
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/65718