2018.08.24

教採の試験内容と対策法を押さえる! 〜内容&対策法② 論作文試験

内容&対策法② 論作文試験

教採の論作文は独特!

教員採用試験の論作文は、入試や一般企業の作文とはまったく異なります。後者は論理的思考力や文章力・発想力が問われます。これに対し教員採用試験の論作文では、論理性に加えて、教職への熱意や思い、さらには教師にふさわしい人間性を備えているかといったことまで問われます。文章を書くのが得意というだけでは、決してパスできない試験なので、早めの対策が必要です。
なお、論作文は、自治体によって実施するところと、実施しないところがあります。また、受験区分や選考区分によっても異なります。受験する自治体のホームページなどで調べるようにしましょう。

テーマは必ず学校教育に関するものが問われる

論作文のテーマは、必ず学校教育上のトピックなどから問われます。やや長めの文章で問うところが多いので、テーマの主題を正確に読み取ることが大切です。

字数や制限時間に注意!

論作文試験の字数や制限時間は、自治体によって異なります。平均すると「800字」「60分」程度ですが、和歌山県のように「2000字以内」「90分」と、やや長めに設定している自治体もあります。
制限時間内に定められた字数で書くのは、論作文における最低限の条件で、字数が足りなくてもオーバーしても、大幅な減点につながります。感覚をつかむためにも、繰り返しの練習が大切です。

書き方には「定石」がある

論作文のテーマは、目指す教師像や学級像といった定番のものから、最新の教育改革、または自治体ローカルの教育テーマなど、多岐に渡ります。
しかし、どんなテーマが問われたとしても、その都度、構成などをゼロから考える必要はありません。論作文の書き方には定石があり、「序論」「本論」「結論」で構成すれば、間違いありません。

論作文対策の基本は「執筆→添削」の繰り返し

論作文の上達のために最も効果的なのは、執筆と添削指導を繰り返すことです。大学生ならば指導教官など、指導をしてもらえる人を探しましょう。臨時的任用教員や講師をしている人は、勤務校の校長先生や管理職に添削をお願いするのも一つの手です。社会人などは、自宅で執筆したものにプロが添削を加えてくれる論作文講座なども効果的です。
最初は、「目指す理想の教師像」や「子供の規範意識の醸成」など、基本的なテーマで執筆し、ある程度書けるようになったら、「カリキュラム・マネジメント」や「チームとしての学校」など、旬なテーマでも練習しましょう。

うまく書けない人は「書き写し」が一番効果的

文章を書くのが苦手でどうしても論作文を書けないという人もいます。そうした人は、合格した人の論文や、参考書の模範解答例を書き写すことから初めてください。何度も書くうちに、コツや論旨のポイントが見えてくるはずです。また、語彙や表現力の幅も広げることができます。