東京都教育委員会は、10月23日、令和2年度東京都公立学校教員採用候補者選考(3年度採用)第二次選考の合格発表を行った。
東京都の教員採用試験2次試験は面接が8月21日(金)〜23日(日)、実技が9月13日(日)にそれぞれ行われ、3,429名が合格した(受験者数は非公表)。
主な志願区分別の合格者数は、小学校(理科コース・英語コース含む)が1,546名、中高共通(国語・地歴・公民・数学・理科・英語・音楽・美術・保健体育)が1,278名、小中共通(音楽・美術)が99名、小中高共通(家庭)が41名、中学校(技術)が22名、高校(情報・商業・工業・農業)が46名、特別支援学校が197名、養護教諭が93名。ほかに特別選考(家庭、水産、福祉)で合わせて6名、養成塾特別選考(小学校・特別支援学校)で90名、スポーツ・文化・芸術特別選考で5名、国際貢献活動経験者特別選考で6名が合格した。
なお、1次免除者を含めた1次受験者数を2次合格者数で割った最終倍率は全校種合計で2.8倍(前年度3.1倍)となった(※)。
主な校種別では小学校(理科コース・英語コース含む)が2.0倍(前年度2.1倍)、中高共通が3.3倍(前年度4.1倍)、小中共通(音楽・美術)が3.3倍(前年度2.7倍)、小中高共通(家庭)が2.9倍(前年度2.8倍)、中学校(技術)が1.5倍(前年度1.4倍)、高校が2.7倍(前年度6.4倍)、特別支援学校が3.2倍(前年度3.2倍)、養護教諭が6.9倍(前年度8.5倍)となっている。
※最終倍率は時事通信出版局調べ。なお、養成塾特別選考、スポーツ・文化・芸術特別選考、国際貢献活動経験者特別選考の受験者・合格者は除く。
また、出願時に期限付任用教員採用候補者となることを希望した者を対象とした期限付任用教員採用候補者名簿登載者についても発表され、小学校で859名(養成塾特別選考の5名を含む)、中高共通で728名、中学校技術で1名、高校で26名、小中共通(音楽・美術)で67名、小中高共通(家庭)で16名、特別支援学校で117名(養成塾特別選考の1名を含む)、養護教諭で54名の合計1,868名が期限付任用教員採用候補者として登載された。
東京都教育委員会・令和2年度東京都公立学校教員採用候補者選考(3年度採用)第二次選考「合格者受験番号一覧」
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/static/kyoinsenko/data/r02/ichiran_1.pdf
東京都教育委員会・令和2年度東京都公立学校教員採用候補者選考(3年度採用)第二次選考「期限付任用教員候補者名簿登載者受験番号一覧」
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/static/kyoinsenko/data/r02/ichiran_2.pdf