【教育ニュース】文部科学省は2日、2020年度採用の教員試験の実施状況を公表した。公立小学校の競争率は2.7倍(前年度2.8倍)で、1979年度の調査開始以来、過去最低を更新した。中学校や高校などを含めた公立学校全体の競争率も3.9倍(同4.2倍)で、過去最低だった91年度の3.7倍に次ぐ低さだった。
教職員の大量退職に伴い、多くの自治体で近年採用者数を増やしている。このため採用試験に合格しやすくなり、受験する既卒者が少なくなったことで競争率が下がった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021020200389&g=soc