横浜市教育委員会は3月18日、令和4年度(2022年)実施横浜市公立学校教員採用候補者選考試験の概要を公表した。
横浜市の試験日程は、1次試験が7月10日(日)。2次試験は8月中旬から9月中旬にかけて行われる予定で、最終合格発表は10月に行われる。
募集人員は小学校520名(前年度500名)、中学校・高校210名(同215名)、特別支援学校45名(同40名)、養護教諭30名(同25名)、高校(養護)若干名で、中学校・高校で5名減となった以外は前回試験より募集人員を増やしている。また、育児休業代替任期付公立学校教員として100名もあわせて募集する。
今回の試験からの主な変更点として、新型コロナウイルス感染症拡大防止等の観点から令和2年度、3年度試験で中止としていた論文試験を、2次試験日に実施する(詳細の記載はないが、2019年度試験では受験者全員が1次試験日に論文を執筆し、1次合格者のみ2次試験で採点)。
また、特別選考②(社会人・国際貢献活動経験者特別選考)のうち社会人経験者の資格要件(継続勤務歴)について、中学校・高校の「美術」「技術」「家庭」については、これまで「直近5年のうち3年以上」としていたものを「直近5年のうち2年以上」に変更するほか、特別選考③(大学推薦特別選考)の対象教科に中学校・高校の「美術」「技術」「家庭」を追加する。
なお、受験案内の配布開始は4月11日(月)からで、出願期間は同日から5月13日(金)まで、インターネットによる申し込みとなる。
横浜市教育委員会・横浜市公立学校教員採用候補者選考試験
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/kyoiku/bosyusaiyou/seiki/kyouinsaiyou/kyoin.html
横浜市教育委員会・令和4年度実施 横浜市公立学校教員採用候補者選考試験の概要について(記者発表資料)(PDF)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/kyoiku/bosyusaiyou/seiki/kyouinsaiyou/kyoin.files/0095_20220315.pdf