徳島県教育委員会は6月7日、ホームページに「令和5年度徳島県公立学校教員採用候補者選考審査に出願した者への周知内容」として、令和6年度(令和5年=2023年実施)徳島県公立学校教員採用候補者選考審査の「前年度の選考審査結果による特別選考」(特別選考⑦)の内容を公表するとともに、この変更に関連して、該当する受験資格を有する志願者に対して、選考区分の変更を受け付けることを発表した。
特別選考⑦(「前年度の選考審査結果による特別選考」)について、今年度(令和4年度=2022年実施)の試験では
「小学校教諭及び小・中・高・特支養護教諭に出願する者のうち、令和4年度(令和3年度実施)徳島県公立学校教員採用候補者選考審査の第2次審査結果通知において、特別選考⑦該当として通知を受けた者」(審査要綱より)
が対象となっており、今回実施する試験において同一の校種及び職種で受験する場合には第1次審査(1次試験)が免除されることになっているが、令和6年度(令和5年=2023年実施)試験から特別選考⑦の受験資格を変更し、今年度(令和4年度=2022年実施)試験での試験結果をもとに「特別選考⑦候補者名簿」を受験形態(選考区分)に応じて「ア.第2次審査受審者」「イ.特別選考⑥(臨時教員に係る特別選考)受審者」「ウ.一般選考受審者」ごとに作成し、対象者について、下記a〜cの条件がすべて合致した場合には、徳島県の1次試験について「ア.第2次審査受審者」と「イ.特別選考⑥受審者」については名簿登載期間となる3年間、「ウ.一般選考受審者」については同じく1年間、それぞれ免除となる。
〈◎令和6年度(令和5年=2023年実施)試験での「前年度の選考審査結果による特別選考」(特別選考⑦)受験資格〉
a 令和5年度(令和4年度実施)徳島県公立学校教員採用候補者選考審査において、特別選考⑦の該当として名簿登載され、名簿登載期間の者。
b 令和5年4月1日から出願期間において本県(徳島県)の小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校の臨時教員等として勤務実績がある者。
c 令和5年度(令和4年度実施)の徳島県公立学校教員採用候補者選考審査と同一の校種及び職種を受審する者。
名簿については「ア.第2次審査受審者」「イ.特別選考⑥受審者」「ウ.一般選考受審者」ともに、「採用候補者名簿(A〈令和5年4月1日に採用予定〉及びB〈欠員状況等により採用予定〉)に登載されなかった者のうち、県教委が定める基準を満たした者」が対象となり、対象者は、2次試験の結果発表時に徳島県教育委員会のホームページに掲載し、本人への通知とする。
また、対象者が次年度徳島県で臨時教員等を希望する場合には原則として優先的に配置するものとし、希望調査及び手続きについては、名簿登載公表後に改めて県教委の担当者から連絡することになる。
この変更に伴い徳島県教育委員会では、令和5年度(令和4年度=2022年実施)試験において、特別選考⑥の資格(下記【参考】参照)を持ちながら一般選考等で志願書を提出している者について、6月8日(水)〜17日(金)午後5時までの期間に限り、選考区分を「特別選考⑥」への変更を受け付ける。
受付方法および詳細については、下記リンク先よりPDF「令和5年度教員採用審査に出願した者への周知内容」をダウンロードの上、確認すること。
徳島県教育委員会・令和5年度徳島県公立学校教員採用候補者選考審査に出願した者への周知内容(徳島県公立学校教員採用案内【徳島で教員になろう!】)
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kyoiku/gakkokyoiku/7206936/
【参考:「特別選考⑥」(臨時教員に係る特別選考)の対象者(審査要綱より)】
「昭和38年4月2日以降に生まれた者であって、過去4年間(平成30年度~令和3年度)に24月以上、本県の小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校の臨時教員等としての勤務経験を有する者。該当者は、第1次審査の筆記審査(教養)を免除する。」