大分県教育委員会は7月11日、ホームページに「令和5年度大分県公立学校教員採用選考試験 第1次試験 受験状況」として、1次試験の受験者数を公表した。
大分県の教員採用試験1次試験は7月10日(日)に大分県内2会場で実施され、1次試験の延べ出願者数1,267名(※)のうち967名が受験した(前年度受験者総数は1,168名)。
(※注)延べ出願者数は第1志望出願者と第2志望出願者数の合計。
受験区分別の受験者数は、小学校178名(延べ志願者208名)、小中学校連携19名(延べ志願者19名)、中学校277名(延べ志願者351名)、高校314名(延べ志願者401名)、特別支援学校60名(延べ志願者89名)、養護教諭80名(延べ志願者101名)、栄養教諭25名(延べ志願者34名)。また、特別選考Ⅰ(障がい者特別選考)は2名(延べ志願者2名)、特別選考Ⅱ(社会人特別選考)は12名(延べ志願者14名)となった。
ちなみに前年度(令和4年度)試験との比較では、小中学校連携で前年度の16名から3名増、栄養教諭で前年度の21名から4名増となった一方で、小学校が前年度の245名から67名減、中学校が前年度の319名から42名減、高校が前年度の361名から47名減、特別支援学校が前年度の99名から39名減、養護教諭が前年度の90名から10名減、特別選考Ⅱ(社会人特別選考)が前年度の15名から3名減となっている(特別選考Ⅰ〈障がい者特別選考〉は前年度の2名より増減なし)。
また、1次試験の免除対象を「前々年度または前年度実施試験の第2次試験までを受験し、合格した者」から「前年度実施試験の第1次試験を受験し,合格した者」まで拡大したことにより、1次試験の免除者数が前年度の106名から74名増の180名となっている。
一般選考受験者の受験倍率(受験者数を採用予定者数で割った倍率)は全校種平均で2.4倍(前年度2.8倍)、校種別では小学校で1.0倍(前年度1.3倍)、小中学校連携で1.0倍(前年度0.9倍)、中学校で2.6倍(前年度3.1倍)、高校で7.7倍(前年度9.3倍)、特別支援学校で1.5倍(前年度2.2倍)、養護教諭で5.4倍(前年度6.1倍)、栄養教諭で6.2倍(前年度4.4倍)となっている。
1次試験の結果発表は7月25日(月)。以後、2次試験が8月6日(土)〜12日(金)までの指定日に実施し、結果発表は8月31日(水)。3次試験は9月17日(土)〜25日(日)までの指定日に実施し、結果は10月13日(木)に発表の予定となっている。
なお、1次試験受験者数の公表とあわせ、1次試験の教養試験(教職・一般教養)と専門試験(専門教養)の正解・配点を大分県教育委員会のホームページにて公開した。
大分県教育委員会・令和5年度大分県公立学校教員採用選考試験 第1次試験 受験状況(pdf)
https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/2154370.pdf
大分県教育委員会・令和5年度大分県公立学校教員採用選考試験(令和4年度実施)
https://www.pref.oita.jp/site/kyoiku/20200116.html