京都府教育委員会は、京都府の公立学校の教員を強く志望し、令和6年度(2023年実施)の京都府公立学校教員採用選考試験を受験予定の大学3回生や大学院1回生などを対象とした「教師力養成講座」第16期生の募集を行っている。
「教師力養成講座」は、京都府の教育について学ぶ機会を提供するとともに、採用後即戦力となりうる教育実践力を養成するもので、学級経営、児童生徒理解、教育課題等の各分野に関し学校現場での実践に基づいた特別講義を実施する「『夢・未来』講座」と、学校現場で専任の指導教員のもとで各教科、特別の教科 道徳、総合的な学習(探究)の時間、特別活動等教育活動に関する演習を実施する「教育実践演習」の2つのプログラムで構成している。また、実施期間を2023年2月から5月とすることで、年度末や年度初めの学校行事や学級経営の様子を経験することもできるとしている。
主な出願資格としては、京都府の公立学校(京都市立学校を除く)の教員を強く志望しており、令和6年度京都府公立学校教員採用選考試験を受験予定である大学3回生、または大学院1回生及びそれに相当する者で、京都府の教員養成サポートセミナー修了(見込み)者、大学における教職インターンシッププログラムの修了(見込み)者、令和4(2022)年4月から出願時までの間に6日以上の学校ボランティア経験を有する者(校種は問わないが、志望区分と同一校種であることが望ましい。学習支援員等として任用され勤務した期間、京都府「はんなり」教員養成プログラム活動期間も含む)のいずれかであることで、志望区分は小学校、中学校(国語、社会、数学、理科、外国語〈英語〉)、高校(国語、地理歴史・公民、数学、理科、外国語〈英語〉)および特別支援学校の教員志望者、募集定員は90名程度となっている。
出願の受付期間は11月9日(水)の必着で、在籍する大学または大学院を通して出願書類を提出。選考については11月から12月にかけて筆記試験(小論文)、個人面接、書類審査を行い、合格発表は来年1月13日(金)に行う。
なお、「教師力養成講座」受講生が、講座を良好な成績で修了し、さらに在籍する大学または大学院から推薦があった場合には、令和6年度(2023年実施)の京都府公立学校教員採用選考試験における「京都府「教師力養成講座」修了者に係る大学推薦特別選考」の対象者となる。
京都府教育委員会・「教師力養成講座」ー「教師を目指す学生」支援プログラムー
http://www.kyoto-be.ne.jp//kyoshoku/cms/?page_id=168
京都府教育委員会・「教師力養成講座」第16期生募集要項
http://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/?action=common_download_main&upload_id=4594