栃木県教育委員会は1月5日、令和６（2024）年度栃木県公立学校新規採用教員選考（令和５年＝2023年実施）の主な変更点について公表した。

今回公表された変更点は、以下の２点。
①大学推薦特別選考の新設
小学校及び高等学校（情報）において、栃木県教育委員会が依頼した大学から推薦を受けた者を対象とする特別選考を新設する。
小学校において大学推薦を受けた受験者は、１次試験をすべて免除する。また、高等学校（情報）において大学推薦を受けた受験者は、１次試験の一般教養を免除する。

②特別支援学校の試験内容の変更
１次試験で実施する学力試験（筆記試験）のうち、教科・科目に関する専門科目を廃止し、一般教養（教職専門を含む）及び特別支援教育に関する専門科目のみの受験となる。
また、２次試験で実施していた実技試験（志望する教科・科目に関する実技、特別支援教育に関する指導計画等の作成及び質疑）については、すべて廃止する。
ただし「特別支援教育に関する指導計画等の作成及び質疑」については、学力試験での特別支援教育に関する専門科目に組み込み、試験時間をこれまでの40分から80分に拡大する。

なお、栃木県教育委員会採用担当のTwitterによれば、実施要項については４月に公表するほか、令和６年度採用試験についての説明会を２月と４月にオンライン形式で実施する予定としている。



栃木県ホームページ（県政情報）・令和６（2024）年度栃木県公立学校新規採用教員選考の主な変更点について
https://www.pref.tochigi.lg.jp/m03/saiyou/r06saiyoushiken0105.html

栃木県教育委員会・令和６（2024）年度栃木県公立学校新規採用教員選考の主な変更点について（PDF）
https://www.pref.tochigi.lg.jp/m03/saiyou/documents/20230105082814.pdf